2月13日、政府は閣議で、金融緩和政策で拡大している日銀の資産について、「対GDP比の上限は設けていない」との政府答弁書を決定した。民主党の大久保勉参議院議員が提出した質問主意書に対して答えた。2014年4月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 13日 ロイター] - 政府は13日の閣議で、金融緩和政策で拡大している日銀の資産について、「対GDP比の上限は設けていない」との政府答弁書を決定した。民主党の大久保勉参議院議員が提出した質問主意書に対して答えた。 答弁書では、日銀が2014年末に保有する長期国債が201兆7676億円となり、国債発行残高全体(865兆2675億円)の23.3%に達しているとし、「政府もしくは日銀がGDP比率の上限を設定しているか」との質問には「政府として、何らかの上限を設けていることはない」としている。
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