タグ

ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (442)

  • 株式市場の「先見性」を疑う 日本の株式市場はバックミラーで見えたものを反映しているだけにすぎない? | JBpress (ジェイビープレス)

    記事はLongine(ロンジン)発行の2014年4月13日付アナリストレポートを転載したものです。 執筆 笹島 勝人 資料のご利用については、必ず記事末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。当該情報に基づく損害について株式会社日ビジネスプレスは一切の責任を負いません。 投資家に伝えたい3つのポイント ●アメリカ次第の日株を見ていると、「事実度」を重視しているようです。 ●TOPIXとメガバンク株は2014年初から日数で約7割の日が、直前のNYダウの騰落に追随しています。 ●政策期待が高まっていますが、市場への資金流入など「直接度」も問われているようです。 アメリカ次第の日株 日の株式市場は、一進一退を繰り返しています。背景は、アメリカの経済と金融政策、日銀行の追加緩和、アベノミクス、を巡る期待と思惑の振幅があげられます。しかし一番の要因は、なんといってもアメリカでし

    株式市場の「先見性」を疑う 日本の株式市場はバックミラーで見えたものを反映しているだけにすぎない? | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/05/12
    そりゃ始値が前日の米株を反映した値段になるからな。/ TOPIXとNYダウの日々の騰落を調べてみました。毎朝起きて数時間前に取引を終えたNYダウを見れば、7割の確率でその日のTOPIXを予想することができたことになります。
  • 資本主義とその批判者:現代のマルクス:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年5月3日号) トマ・ピケティ氏の超ベストセラーは偉大な学術作品だが、政策の手引書としてはお粗末だ。 カール・マルクスの『資論』の初版が1867年に出版された時、原文のドイツ語版が1000部売れるのに5年かかった。マルクスの『資論』は20年間英語に翻訳されず、紙(英エコノミスト)は1907年まで、同著に言及するのが適切だと考えなかった。 それに比べると、トマ・ピケティ氏の『Capital in the Twenty-First Century(21世紀の資論)』は一夜にして世間を沸かせた。もともとフランス語で出版された(誌が最初に批評したのは、この時)、所得と富の分配に関する分厚学術書は、3月に英訳版が登場してからベストセラーになった。米国では、フィクションを含め、アマゾンで最もよく売れているだ。 書の成功は、適切な時に適切なテーマについて書かれ

    資本主義とその批判者:現代のマルクス:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/05/09
    自由市場システムが富の集中を高めるという。なぜなら、不動産と投資の収益率は経済成長率よりも一貫して高かったからだ。たとえ富の蓄積が増加したとしても、資本の収益率が大幅に低下することはないと仮定してる。
  • インフレと金利:中央銀行が取るべき道:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月29日号) 超低金利と決別するためには、インフレ昂進が必要かもしれない。 一見すると、先進国の中央銀行は別々の道を歩んでいるように見える。堅調な成長を示す統計に励まされ、イングランド銀行と米連邦準備理事会(FRB)は金融緩和政策からの出口に向かって足を引きずりながら歩いている。市場はジャネット・イエレン氏のFRB議長としての初の声明を予想外にタカ派的だと受け取った。 対照的に、欧州中央銀行(ECB)は、金融緩和に向けて舵を切っている。ブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)のイェンス・バイトマン総裁は3月25日、ユーロ圏の経済をデフレの手から遠ざけておくためには、ECBはもっと力強い対応を講じる必要があるかもしれないと述べた。 当面続く低金利 だが、もう一度見てみると、これから先の道のりは先進国全体で似通っているように見える。低金利がこの先、見通せる限り広がってい

    インフレと金利:中央銀行が取るべき道:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/04/03
    インフレ昂進が金利の正常化を早める。FRBのエコノミストらは昨年11月に論文を公表し、インフレ目標を3%に引上げれば政策金利がより速く、より大幅に上昇するのを可能にする一方、急激に失業率を低下させると主張した
  • ユーロ圏を徘徊するデフレの妖怪:JBpress(日本ビジネスプレス)

    欧州中央銀行(ECB)は、物価の安定という自らの目標を達成できずにいる。困ったことに政策理事会は、主に各国の方針の相違のために、効果的な対策について合意を形成できない恐れがある。これはかなり危険なことかもしれない。 功績は功績として認めよう。ECBが2012年夏に打ち出したアウトライト・マネタリー・トランザクション(OMT)プログラムは――そして、それに先だってイタリア人のマリオ・ドラギ総裁が行った、ECBは単一通貨を維持するために「必要なことは何でもやる」という発言は――市場に対する人々の信頼感を回復させた。 ECBは大砲を1発も撃つ必要のないまま勝利を収めた。OMTの発表の後、イタリアやスペインの国債利回りは、それまでよりもずっと容認できるレベルに下がっていった。 ECBの目標に遠く及ばない超低インフレ ところがそれに比べると、ECBは物価の安定には成功していない。確かに、ECBの目標

    ユーロ圏を徘徊するデフレの妖怪:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/03/13
    日本で3度見られたデフレ突入の直前にも、長期の期待インフレ率は安心できるほど大きなプラスだった。短期のインフレ期待の方が悲観的で、それが物価や賃金の下落につながってデフレを根付かせてしまった。
  • ドイツの再生可能エネルギー法は失敗だったのか? 科学的視点に欠けた脱原発推進がもたらす矛盾が次々表面化 | JBpress (ジェイビープレス)

    さて、そのEFIのリポートによると、「再生可能エネルギー法は、気候変動防止も技術の刷新も促進しない」という。 再生可能エネルギー法では、自然エネルギー由来の電気は、20年間にわたって全量が固定価格で買い取ってもらえるということが定められている。この法律は、自然エネルギーの先進国を自負するドイツが誇って止まない法律であったのだが、それを、今回のリポートは全面否定したわけだ。 酷評の理由を見ていく。まずEFIのホームページに載っている同リポートの要約は、「EFIは、再生可能エネルギー法の継続を正当であるとする理由は見つけることができない。再生可能エネルギー法は電気代を高騰させるのみで、気候変動の防止も技術改革も促進しない」となっている。 読み進んでいくと、さらに辛辣。「ドイツの気候とエネルギー政策の核心的な道具としての再生可能エネルギー法は、失敗に終わった。電力生産における再生可能エネルギーの

    ドイツの再生可能エネルギー法は失敗だったのか? 科学的視点に欠けた脱原発推進がもたらす矛盾が次々表面化 | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/03/12
    CO2の排出に関してはEUの排出量取引制度があるため(この制度が機能しているかどうかは別問題として)、再生可能エネルギー法が気候変動防止に役に立っている事実はなく、電気代を高騰させているだけだというわけだ。
  • アベノミクスの空振りで拡大した「双子の赤字」 「貿易立国」の幻想はもう捨てよう | JBpress (ジェイビープレス)

    3月10日に発表された2014年1月の経常収支は1兆5890億円の赤字と、第2次石油危機を超える大幅な赤字になった。2013年(暦年)の経常赤字は年間で3兆3000億円なので、その半分近い赤字が1カ月で出たことになる。これから年度末に駆け込み需要がさらに増えると、2013年度は経常赤字になるおそれが強い。 10日に発表された2013年10~12月の実質成長率(2次速報値)も、年率0.7%と下方修正された。この最大の原因も、外需(純輸出)が大幅なマイナスになったことにある。今まで国内の需要不足を補っていた輸出がマイナスになり、景気を悪化させているのだ。 原発停止でGDPの1%が吹っ飛んだ 1年前に安倍晋三首相が「デフレ脱却」を唱えて、円安論者の黒田東彦氏を日銀総裁に指名したとき、彼は「円高の是正は日経済にプラスだ」と述べた。彼の希望通り1ドル=80円台だった為替レートは100円台まで円安

    アベノミクスの空振りで拡大した「双子の赤字」 「貿易立国」の幻想はもう捨てよう | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/03/11
    『日本は「貿易立国」ではない!』から××しろ、という三橋貴明と同じレベルのことを言っているのが味わい深い。
  • 賃上げこそが米国に必要な景気対策だ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    yasudayasu
    yasudayasu 2014/02/18
    多くのセクター(とりわけ非正規雇用への切り替えが進んだ業種)では、従業員の労働時間が需要の短期的な変動に応じて増減している。これにより、景気循環による変動性のリスクは株主から従業員に移転されている。
  • 賃上げこそが米国に必要な景気対策だ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    yasudayasu
    yasudayasu 2014/02/18
    1990年代とそれ以降の、景気が拡大局面に入っても低金利を長期間維持することをいとわなかったアラン・グリーンスパン前議長の姿勢から恩恵を享受してきた低賃金の労働者にとっては、これは悪い知らせだ。
  • 賃上げこそが米国に必要な景気対策だ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    従業員に驚くようなメモを送った米マクドナルドだが、週40時間働いても貧困線を超えられない労働者は多い〔AFPBB News〕 こんなメモが自分の上司から回ってきたらどんな感じがするか、ちょっと想像してみてほしい。 しっかりした事を1度取る代わりに、軽い事を2度取るようにしよう。受け取ったプレゼントのうち、未開封のものはeベイで売って現金化しよう。それから、不平を言うのはやめにしよう。ストレスのレベルが高くなって身体に悪い――。 これはハンバーガーチェーンのマクドナルドが従業員に向けて先週発信した、驚くほど無神経なメモの中に示されていた提案だ。勧められていないのはサイドメニューのポテトだけ、といったところだろうか。米国では、多くの労働者が週に40時間働いても貧困線*1を上回る収入を得られずにいる。 しかし、多くの都市や州でこれに対抗する動きが起きている。最低賃金の引き上げを有権者が大差で

    賃上げこそが米国に必要な景気対策だ:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/02/18
    最近では、もし資産バブルが膨らみ始めたら、消費者物価上昇率が高すぎる水準になっていなくてもFRBは金融引き締めを準備すべきだ、というのがオーソドックスな考え方になっている。
  • 社説:緊縮財政を巡る長い戦い:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年2月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ノーベル経済学賞の初期の受賞者であるポール・サミュエルソン氏は、株式市場の予測力を信じていなかった。教授は1960年代に冗談めかして、「ウォール街は直近5回の景気後退のうち9回を予想した」と述べた。 だが、不況の予測に関して言えば、サミュエルソン教授が構築に貢献した職業の実績はストックピッカー並みだ。エコノミストの大多数は2008年の金融危機を予測できなかっただけでなく、ひとたび不況に見舞われると、大半の人が実際のそれを大幅に上回る経済成長率を予測した。 こうしたミスは、エコノミストという職業内で一定の内省をもたらした。主に先進国の集まりである経済協力開発機構(OECD)は2月11日、危機時の予想の実績を事後点検した報告書を公表した。報告書は、2007年から2012年にかけてOECDは過度に楽観的で、特にユーロ圏周縁国についてはそれ

    yasudayasu
    yasudayasu 2014/02/18
    個々の国の財政引き締めは過度に有害ではなかったかもしれないが、同時に緊縮を実行することにした各国政府の決定は、有害な飛び火を生んだ可能性がある。
  • シェールエネルギー、鉄道輸送のタンク車ブームに失速の兆し:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年1月8日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国のシェールエネルギーブームから最も大きな恩恵を享受している業界の1つに、鉄道用タンク車製造業がある。ノースダコタ州の新しい鉱床から湧き出る原油と同じくらい速いペースで株価が上昇し、受注残も増えている業界だ。 納車の予定は1年先までいっぱいだという。ところが、ここに来て受注残の伸びが鈍っており、原油を出荷したいがパイプラインをあまり利用できない石油会社からの需要に供給が追いつきつつあるのではないかとの観測が浮上している。 新しいパイプラインが数年後には稼働すること、タンク車への新たな規制の導入が議論されていることなどから、タンク車製造業界が過去数年間の爆発的な成長を維持できるかどうかは定かでない。 収益急増と株価高騰を謳歌してきたタンク車メーカー 大手4社のうち2社には、タンク車が有望であることに目をつけた大物投資家が投資を行ってい

    yasudayasu
    yasudayasu 2014/01/10
    シェールエネルギーブームから最も大きな恩恵を享受している業界の1つに、鉄道用タンク車製造業がある。ノースダコタ州の新しい鉱床から湧き出る原油と同じくらい速いペースで株価が上昇し、受注残も増えている。
  • FT執筆陣が占う2014年大予測:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年12月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 紙(フィナンシャル・タイムズ)は星占いを掲載していないが、将来を予想することを避けているわけではない。今年もいつものように、紙の執筆陣は2014年の最大の問題に光を当てるべく水晶玉を携えて集まった。サッカーワールドカップの優勝国から仮想通貨の価値評価まで、紙に答えられないことはほとんどない。 もちろん、紙の答えが常に正しいわけではない。1年前は、欧州で2013年に行われた大きな選挙――イタリアとドイツの総選挙――の結果を一部読み誤った。クエンティン・ピールは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の再選を予測していたものの、その連立相手は社会民主党(SPD)ではなく緑の党だと見ていた。またガイ・ディンモアは、イタリアの選挙の後でマリオ・モンティ氏が財務相に就任すると予想していたが、これも間違いだった。 しかし、世界経済に関する予

    FT執筆陣が占う2014年大予測:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/01/01
    国債保有額を2倍に増やすという日銀の施策は、平均残存期間を2倍以上に延長するという施策とセットでも、目標を1年あまりで達成するには不十分である公算が大きい。追加的な施策が必要になるだろう。(Martin Wolf)
  • 次の金融危機の引き金を資産運用会社が引く危険性:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年12月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界金融危機で得られた教訓のうち最も目が覚める思いがしたのは、金融システムの強靱性を高めると予想されていた状況――この場合は「組成・販売型」金融仲介モデルの発達――が逆にこれを低下させていたことだった。今、同様な危険性が安定性を脅かしているのではないだろうか? 答えはイエスだ。 世界的な流動性の低下がまたやって来るとしたら、それは新興国の非金融法人が発行した外貨建て債券に由来するものになるかもしれない。そしてその場合、舞台の中央に立っているのは銀行ではなく、資産運用会社だろう。 「テーパリング癇癪」は危機の前兆 今年の夏の「テーパリング癇癪*1」はその前兆だった。米連邦準備理事会(FRB)がバランスシートの拡大ペースを落とすことを検討していると示唆したことは、新興国に劇的な影響を与えた。 国際通貨基金(IMF)が10月の世界経済見

    yasudayasu
    yasudayasu 2013/12/12
    その辺りは損したらそれで終わり、でシステミックな問題にはあまりならないのでは。
  • 自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2013/12/09
    近年、その影響が益々大きくなっているのが、③にあげた部品輸出の増加。部品輸出が増える理由も大きく二つあり、一つは海外生産台数の増加、もう一つは海外における(日本車の)保有台数の増加、となります。
  • 自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)

    こちらはJBpress Premium会員(有料会員)限定のコンテンツです。 有料会員登録(月額 550円[税込]、最初の月は無料)をしてお読みください。 Premium会員登録する 月額 550円[税込]・初月無料

    自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2013/12/09
    輸出台数が減少しているにもかかわらず、輸出金額が増加してる理由、①大型車や高級車のような価格の高い輸出が増加した、②輸出価格の値上げを繰り返し実施してきた、③台数にカウントされない部品輸出が増加した。
  • 自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)

    記事はLongine(ロンジン)発行の7月5日付アナリストレポートを転載したものです。 執筆 持丸 強志 資料のご利用については、必ず記事末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。当該情報に基づく損害について株式会社日ビジネスプレスは一切の責任を負いません。 投資家に伝えたい3つのポイント ●為替リスク軽減を目的に推進してきた海外生産の拡大にもかかわらず、円安メリットが大きいのは、輸出金額が増加しているため。 ●円安が進めば自動車メーカーの業績回復はより一層鮮明になる。さらに円安が進めば、一旦は105円/ドルを織り込んだ自動車株も、再び上値を追う展開が期待可能。 ●近年は部品輸出の増加が顕著。この傾向が続くならば、自動車部品株への投資もより一層有望となろう。 再び円安が進み自動車株も強含みで推移 7月に入ってから再び100円/ドルを超える円安になってきましたが、それに伴い、一

    自動車株に円安メリットが大きい本当の理由 | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2013/12/09
    つい最近も補助金の反動という大逆風の中で、減益となった部品メーカの数が半分を下回ったとかいうニュースがあったけど、その背景説明。やはり部品メーカーも輸出が増えてるよう。
  • 儲けすぎドイツがEU内で四面楚歌に しかし豊かにならない生活、インフラは老朽化・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    EUの委員会が、ドイツの輸出超過がEUの他の加盟国に悪影響を及ぼしている可能性があると言い出したのだ。そこで、来年早々にこれを調査し、ドイツが非を改めない限り、罰金を科すこともあるという。 ドイツのほかにも、いろいろな理由でさらに15カ国が俎上に載せられているらしいが、これは、おそらく、ドイツだけが槍玉に挙がっているという印象を薄めるために違いない。 輸出超過ということは、輸出ができる、つまり、国際競争力があるということだ。そして、ドイツに国際競争力があるからこそ、今までEUの経済破綻国は、しっかり稼いだドイツから多くの経済的援助を受けることができた。それなのにEUに悪影響を及ぼしているなどと非難されては、ドイツ人は浮かばれない。 「これではまるで、サッカーのブンデスリーガで、『バイエルンが強すぎてけしからん。他のチームが勝てず、ブンデスリーガの平和が乱される。バイエルンから罰金を取れ。そ

    yasudayasu
    yasudayasu 2013/11/27
    市場経済の法則は公平なルールの上で初めて成り立つ話であって、目標の域内インフレを下回るのにインフレ引上げに反対して内的減価での調整を阻害しながら競争力を維持する国があってはそもそも成立していない。
  • 絶好調のドイツに内在する貧困問題 400万人以上が時給7ユーロ以下 | JBpress (ジェイビープレス)

    ドイツニュースダイジェスト 18 Oktober 2013 Nr. 964 9月22日の連邦議会選挙では、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率を前回比8%近く伸ばして圧勝した。勝利の背景には、メルケルのカリスマ性、そして好調を維持する景気が一因としてあることは明白だろう。 好景気を謳歌し、欧州で独り勝ちの様相を呈するドイツだが、その陰には所得格差の拡大や貧困問題が内在する。今回は、ドイツ貧困問題と親の貧困が子どもに与える影響について見てみよう。 「貧富レポート」 2013年3月、連邦政府は「貧富レポート」を発表した。それによると、長期失業者の割合が2007年に比べ40%減少し、貧困状態にある子どもは25万人減少したと報告されている。失業率は1990年の東西ドイツ統一以来、最低を記録し、若年層の失業率はEU圏内で最も低く、高齢者の就業率はかつてないほど上昇し

    絶好調のドイツに内在する貧困問題 400万人以上が時給7ユーロ以下 | JBpress (ジェイビープレス)
    yasudayasu
    yasudayasu 2013/11/23
    ドイツの輸出企業の労働者が低賃金であるという見方も「おとぎ話」だと切り捨てたhttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-MWN3986JIJV501.html
  • 世界が日本流の長期停滞に入る恐れ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年11月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国のローレンス・サマーズ元財務長官が、楽観論者の残党に大量の冷や水を浴びせかけた。先日開催された国際通貨基金(IMF)の年次調査会議にパネリストとして参加したサマーズ氏は、高所得国の経済が世界金融危機以前の通常の状態に戻ることは容易ではないかもしれないと述べたうえで、需要の慢性的な低迷と遅い経済成長という、不安を抱かせる将来像を描いてみせたのだ。 いわゆる「長期停滞」に陥る可能性を指摘したのはサマーズ氏が初めてではない。思慮深いアナリストたちは金融危機以来ずっと、日の「失われた10年」の二の舞いになるのではという恐怖を感じてきた。しかし、サマーズ氏の説明は実に華麗で、見事だった。 長期停滞を恐れる理由:西方諸国に見られる3つの特徴 同氏の説明を信じる理由は何か? これについては、西側諸国に見られる3つの特徴を指摘することができ

    yasudayasu
    yasudayasu 2013/11/21
    危機前の数年間には、世界経済が力強い成長を遂げていたにもかかわらず、長期の実質金利が著しく低水準で推移していた。トレンドを上回る経済成長やインフレは英国でも米国でも危機がやって来る前には見られなかった
  • 重要なのはアベノミクスの第1の矢だ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年11月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 安倍晋三首相が日の経済的活力を取り戻す計画を公表してから1年経った今、大規模な金融拡張という首相の第1の矢は、誰も想像できなかったような早さで飛んでいる。急激に円安が進み、株価は上昇した。インフレの炎がどれだけ続くかについて疑問はあるものの、消費者物価上昇率は1%に向かってじわじわ上昇している。 今年上半期には、日経済は年率4%という見事なペースで成長した。誰も、何年もこんなことは見たことがない。 第3の矢は別問題だ(「機動的」な財政政策という第2の矢は、支出を拡大した後、縮小することになるため、ここでは除外する)。第3の矢である構造改革は、仮に放たれたとしても、身が入らない状態で放たれた。そして、当に重要なのは第3の矢だ、というのが大方の意見だ。潜在成長力を高めるための改革や規制緩和がなければ、アベノミクスは次第に弱まり、

    yasudayasu
    yasudayasu 2013/11/15
    マウスをクリックして風邪薬を注文できることが経済を回復させることになると真面目に考える人は誰もいない。