広島県呉市の山中に元同級生(16)とみられる女性の遺体を遺棄したとして、広島市内の無職少女(16)が逮捕された事件で、少女の友人らが少女とともに犯行に関わった疑いがあるとして、広島県警呉署捜査本部は17日、少女の友人の10代の男女3人の聴取を始めた。死体遺棄を軸に容疑の裏付けを進めている。容疑が固まれば逮捕も検討する。 捜査本部によると、3人は遺体遺棄現場に向かう車に少女と元同級生と同乗。「5人で言い合いになって、元同級生を殴った」などと説明しているという。 最初に逮捕された少女は当初、「(元同級生と)2人で車で行った」などと説明。第三者の関与を否定していたが、この日午前、友人3人が捜査本部に出頭。犯行に関わったことをほのめかす供述をしているといい、捜査本部で裏付けを進めている。 これまでの調べでは、少女が使っていたスマートフォン(高機能携帯電話)の無料通信アプリ「LINE」に、複数