ブックマーク / kenakamatsu.hatenablog.com (6)

  • (1) はじめに - (株)Jコミックテラスの中の人

    こんにちは、漫画家の赤松健です。 いつもは、週刊少年マガジンで『魔法先生ネギま!』とか『ラブひな』を描いています。 ところで・・・・ 1978年頃に「冒険王」(秋田書店)で連載していた『マッハSOS』というマンガをご存じでしょうか。 「コロコロコミック」で『釣りバカ大将』を連載されていた桜多吾作(おうたごさく)先生の作品、と言えば通りが良いかもしれません。 桜多吾作先生と言えば、古いマンガファンなら、マジンガーZなどのコミカライズで有名ですよね。 『マッハSOS』は、最新鋭の戦闘機で平和を守る、少年達の物語なのですが・・・ ・・・これがですね、トップガンのようにカッコよくて、デビルマンのように残酷で、戦国自衛隊のように画期的で、とにかく面白いのですよ!! 3巻〜4巻では、海に浮かぶ”原子力空母”を独立国にして、少年達がそれぞれ大臣になり、世界に対して独立宣言をしてみたり*1、2巻では、せっ

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  • 【新サービスの実験】マンガを全自動でYouTubeの動画に変換し、セリフも100カ国語に自動翻訳して、海外でもどんどん読んでもらおう! - (株)Jコミックテラスの中の人

    マンガ図書館Zで2019年から公開する新サービスの、公開実験を行います。 これはタイトル通り、 マンガzipを全自動でYouTubeの動画に変換し、セリフも自動抽出&自動翻訳して下部に字幕表示し、海外でもどんどん読んでもらおう というもので、今のところ日で唯一「セリフ自動抽出機能」を標準装備しているマンガ図書館Zだけが提供可能なサービスかと思います。 ・・・ところで皆さんご存じかもしれませんが、YouTubeには違法な「動画化マンガ」が結構アップロードされています。 ※ 違法な動画化マンガの一例:「バキ21巻」  *1 先日、とうとう逮捕者も出ましたが、今でも多くの動画化マンガがYouTubeにアップロードされ続けていますね。中でもBL(ボーイスラブ)漫画の閲覧数は非常に多いようです。これは恐らく、儲かるか、もしくは反響が大きくて面白いのでしょう。 じゃあこれを公式が合法的にやってみよう

    【新サービスの実験】マンガを全自動でYouTubeの動画に変換し、セリフも100カ国語に自動翻訳して、海外でもどんどん読んでもらおう! - (株)Jコミックテラスの中の人
  • 「電子書籍版YouTube構想」が、プロ漫画家280名の賛同署名を得て正式スタート - (株)Jコミックテラスの中の人

    こんにちは、漫画家の赤松健です。 別冊マガジンで連載中の『UQ HOLDER!』が今年10月にアニメ化されるので、よろしくお願いいたします!(※宣伝!) ・・・ところでご存じでしょうか。文化庁がいよいよ著作権法を改正し、「著作者の力を弱めて、ややネット利用者側の利便性に振る」方向性でまとまったようです。 (朝日新聞)書籍の全文検索サービス、許諾不要に 著作権法改正へ 文化審議会・著作権分科会の議事録と資料 これは「権利制限」と言いまして、もし我々著作者に無断で作品が利用されたとしても、「著作者が文句を言う権利を、一部制限する」というものです。ぶっちゃけGoogleなどに有利な法改正ですね。 この後、「フェアユース制度*1」が導入されると完成形でして・・・そうなるといよいよGoogleAmazonやNaverが「電子書籍版のYouTube的な投稿サイト」を構築し、何でもかんでも日の書籍を

    「電子書籍版YouTube構想」が、プロ漫画家280名の賛同署名を得て正式スタート - (株)Jコミックテラスの中の人
  • 今こそ世に問う!この『王ドロボウJING』の収録は是か非か!? - (株)Jコミックテラスの中の人

    前回のブログ更新から10ヶ月が経ちました。 ・赤松健、これが究極の一手。・・・なぜ我々は「電子書籍版YouTube」を目指すか 今まで古書店や海賊版でしか読めなかったような作品が、安全な形で無料で読むことができ、しかも権利者の方には広告収益の100%が還元される夢のシステム。 その核となるのが、マンガ図書館Zの「新型アップロード機能」です。(マンガ図書館Zはコチラ ) その後、作者人だけがアップロードできるように改良された「新型アップロード機能」によって、マンガ図書館Zの「投稿無料作品」コーナーは運営を継続しています。 「投稿無料作品」コーナーには、プロ・アマ問わず多くのクリエイター達が、ご自身で描いた色々な作品をアップロードしています。 私も海賊版データを流用して、デビュー作を投稿しています。 ・『A・Iが止まらない!(新装版)』(全8巻) 海賊版サイトから自分の作品をダウンロードして

    今こそ世に問う!この『王ドロボウJING』の収録は是か非か!? - (株)Jコミックテラスの中の人
  • 赤松健、これが究極の一手。・・・なぜ我々は「電子書籍版YouTube」を目指すか - (株)Jコミックテラスの中の人

    前振り:【動画投稿サイトは、著作権侵害のコンテンツを掲載していても、なぜ罪に問われないの?】 YouTubeやニコ動も「違法なアップロードの排除」には取り組んでいるのだと思うのですが、残念ながら私の作品のアニメ版やCDが、今もYouTubeにも大量に、ニコ動にもバンバン掲載されまくっているのが現実です。 ・・・動画投稿サイトは、著作権侵害のコンテンツを掲載していても、なぜ罪に問われないのでしょうか? それは、プロバイダ責任制限法があるからです。 この法律では、権利侵害の被害が発生した場合であっても、その事実を知らなければ、プロバイダは被害者に対して賠償責任を負わなくてもよいとしています。 YouTubeの規約にも、投稿する際はちゃんと「第三者の著作権により保護された マテリアルや、その他の第三者が財産的権利を有するマテリアルが含まれないことに同意」すると書いてありますね。現実は「そんなわけ

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  • 新しくなった「マンガ図書館Z」の5つの秘密 〜悪魔を滅ぼす禁断の力〜 - (株)Jコミックテラスの中の人

    こんにちは、(株)Jコミックテラス取締役でマンガ家の赤松健です。 私が2011年から運営してきた「絶版マンガ図書館(Jコミ)」ですが・・・・おかげさまで近年、マンガ家さんからの掲載依頼が殺到し、マガジンで連載しながらの運営ではさすがに厳しい状況になってまいりました。(^^;) そこで先月から、大手企業の資を入れて新会社を作り、スタッフを増やして、「掲載スピード」と「作家サービス」の大幅向上を図っております! 新会社の名前は「(株)Jコミックテラス」と言います。略して「Jコミ」です。(笑) そして、8月3日からスタートした新サイト名は「マンガ図書館Z」です!*1 ・・・いわゆる「会社売却」ではないので、赤松は別に儲かっておりません。(笑) もちろん赤松が続けて前面に立って運営を指導し、作家さんとの対応も担当いたします。つまり、 「掲載スピードが上がって、作家さんが儲かるサービスが大幅に増え

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