今年度の諸事もそろそろ終りが見えてきたので, “某案件” に関して事後報告をしておいた方がいいかもしれない. 1. 非常勤講師契約書の「解釈」をめぐって 関東のとある大手私立大学で非常勤講義を引き受ける機会があった.ワタクシは現在の本務先では「再雇用」の身分であり,日給計算による給料をもらっている.大学への非常勤出講は出勤簿上の「欠勤」として扱われるので,日給は支給されない.したがって,欠勤分の日給と同等以上の非常勤講義俸給が支払われなければ,ストレートに “赤字” に陥り,何の義理もない大学で “サービス講義” をすることになってしまう. 事前の打ち合わせの段階で,先方の大学(窓口となる専任教員)からは「うちの大学は非常勤講師の給料がとても高く,一回の講義につき◆円も支払っています」と聞いていた(太字部分はとても重要).つまり,毎回出講するたびに◆円が支払われるという “解釈” だ.その
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