一般的な話題 なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー雑記編 2014/10/16 一般的な話題, 化学者のつぶやき 発光ダイオード コメント: 0 投稿者: Tshozo (図:WSJ出典の写真を改変) 少し長くなっていますが、どうしても書きたいので3部に分けて記載致しました(基礎的な研究背景編・性能向上・量産化編)。今回はその最終章です。 中村教授が主張する「独力で全て」成し遂げたという主張の信頼性が筆者の中で揺らいだのは、端緒は、同氏のテレビでの言動とその態度を目にしたからです。人物を表面で判断してはいけないなと思いつつも、そこで色々と当時情報を集めた結果、1冊の本に行き当たりました。 表紙はAmazonより引用 リンク 以下は、この冊子にくわえ、山口大学経済誌 第53号に書かれたまとめ資料(リンクはこちら)をもとに話を進めていきます。 日亜化学の中で何が起きていたか、誰がキーとなる開発
自然界に青色はたくさんあるけども、青い色素は少ない なぜ青色発光ダイオードがすごい発明かと言うと、青いバラがないように、自然界に青色が存在しないからなんだよね。絵画の世界でも17世紀のフェルメールが発明するまで青色の絵の具はなかった。自然界に青色がない理由を「神様が空を描くのに使いすぎたから」なんてロマンチックな話もあるけど。— 指南役 (@cynanyc) 2014, 10月 7 青色LEDがすごい発明な理由はノーベル物理学賞関連で散々語られているでしょう。主に窒化ガリウムの結晶化と半導体として利用するのが困難だったためです。青色LEDの技術のお陰で、輝度の高い緑色LEDが作れるようになり、ディスプレイなどへ利用できるようになりました。 その他に、ツッコミどことはたくさんありますが・・・ 例えば、青いバラがないのはバラという品種が青い色素を有しないからです。 フェルメールが青い顔料を発明
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く