私、プロフィールに「エアコン配管観察家」と書いておきながら、今までその話題にふれていなかった。一体何を観察しているのか、疑問に思う方がほとんどであろう。 今回は、誰も知らない「エアコン配管」のディープな世界をお届けしたい。
どんなものにもそれをデザインし、作り、生み出したひとがいる。 ファミレスの伝票たてるためのアクリルの筒だって、形をデザインしたひとがいて、アクリルを切って作っている人がどこかにかならずいる。 あの、ファミマの入店音にしても作曲したひとがいるのだ。
香具師の口上の特徴とはなんだろう。なんとなくつかんだことだが挙げていく。(テクニックの話なのでここは飛ばしてもらっていい) ◆七五調 すべてがというわけではないが、七五調が多い。アドリブではなく用意した決め台詞だろう ◆場所 ◆歴史 ◆有名人 ◆学者 ◆素材 が頻出する 素材はなんだ、どこで作られた、歴史のあるものだ…ととにかく箔をつけていく。メッキで城を建てる感じで盛りに盛っていく ◆順列 1本でもニンジン、2つでも~♪などの数え歌のように1,2,3やA、B、Cでもいいが順列の構造が出てくる。 ◆羅列 とにかくたくさん言って一つの芸のようにする。山手線の駅を全部言うみたいなこと ◆共感 人生訓や夫婦のことなど、おっちゃんおばちゃんの共感を呼ぶようなことをいう。あるあるも多い ◆常套句の言葉遊び 接続詞から慣用句、人生訓や講談や落語の引用など印象的なことばを変化させて冗談にする。引用は知識
ちょっと前、仕事でご一緒させてもらった先輩ライターの方から、「すごいはんこ屋さんに行ってきた」という話を聞いた。 曰く、福岡にあるそのはんこ屋さんは、とにかく置いている印鑑の数がすごい。10万本。あと、店主のおじさんが面白い。そういう話である。 おじさんが面白いのはさておき、10万本の印鑑がお店に並んでいるのは見たい。どういうビジュアルなのか想像がつかない。 よし、見に行ってこよう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ペン栽の愉しみ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
自撮り棒が欲しくていろいろ調べていたのだが、一番長いものでも1.2mだった。 もっとばかみたいに長いものはないだろうか。 一人で三脚も使わずに引きの映像が取れる棒が欲しい。 5mぐらいあれば十分だろう。
以前より気になっていた道がある。長野県上田市から静岡県浜松市へと続く、国道152号線だ。 ある日ぼんやり地図を眺めていると、南アルプスに沿って南北に伸びる152号線が目に留まった。 他に主だった道路のない南アルプス沿いというだけでもかなり印象的だったのだが、よくよく見ると、その途中の二箇所が途切れているではないか。 調べてみると、どうやらそこは、いまだに道路が作られていない、未開通区間のようである。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:ネギ・生姜・春菊のみじん切りは、何にでも合う万能薬味 > 個人サイト 閑古鳥旅
ところでピリピリすると思ってるのは自分だけなのかもしれない。 そこで和菓子店でいちご大福を買い求めながら「いちご大福ってピリピリしますよね?」とお店の人にきいてみた。 すると「……ピリピリしませんけど」との回答。まさか。クレームだと思ってるのだろうか。あの、ここの店がというわけでなくて一般的ないちご大福なんですけど。 「はあ、苺の酸味がもしかしたらそう感じるんじゃないですか?」 メガネにひびが入った。それだったら苺そのまま食べてもピリピリするはずだろう。つづいてもう一軒も同じ。ピリピリしませんよ、と。メガネが割れた。 5店にきいて4店は「ピリピリしない」という解答だった(1店は「傷んでるんじゃないですか」と)。 これはどういうことなんだ。もしかしておれが特殊なのか。ピリピリを感じる才能をもつ選ばれた人々、ピリピリファンタスティック・フォーなのか。
街中にあふれるものの角度を測る。角度が分かるといつもの景色に数字が加わる。 角度、その純粋なる興奮よ! という記事を今から10前、当サイトで公開している(「どきどき分度器」 林 雄司)。 当時は分度器やスラントルールという傾斜を測る道具を使っているが、今や角度はスマホで測ることができるのだ。特別なアプリのダウンロードもせずに、である。 今日は皆さんに、ちょっと坂の角度を測ってもらおうと思います。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。(動画インタビュー) 前の記事:「いらっしゃいませ」を曲にする > 個人サイト 住宅都市整理公団 以前ぼくは、みんなのイメージの中では東京はどこまでだと感じるかを調査したことがある。「どこまで東京?」という記事はそのまとめだ。 こういうことに興味を持っている人間が「主要10駅あまり」と言われてエキサイトしないわけがない。これはいわば「オバマが決める『どこまで東京?』」ということではないか! JR東日本に問い合わせれば、それがどの駅でどのような理由で主要扱いされたのかすぐにわかるが、ここはあえて自分で巡って確かめてみよう。 なぜならそのほうが楽しいからだ。効率的な人生を送りたいのならそもそもデイリーポータルZのライターなどやるべきではないのだ。 厳重な警備の中をかいくぐって出かけるそ
デイリーポータルZはやたらとコンビニ関連の記事が多いんですよね。こんにちは、デイリーポータルZ編集部 林です。 食べ比べたり弁当を切り刻んでチャーハン作ったりついには昆虫採集までしたり。 そんなコンビニ関連記事から情報が古くなってない記事を集めて、さらに3本の新作を追加しました(大きい枠が新作です)。 コンビニハックというタイトルはコンビニをそのまま利用するんじゃなくてこちらから利用してやれという心意気と、ハックという言葉が流行っているので乗ってみた安易さを表しています。 ツイート コンビニのからあげ食べ比べ 最近、コンビニのからあげがおいしくなっている気がする。コンビニのデザート・弁当系がおいしくなってきた昨今だが、その波がホットスナック系にもきていると思うのだ。 コンビニ5店のからあげを食べくらべてみると、思いもしなかったからあげ時計ができあがった!。(執筆:べつやくれい) 高級鮭おに
「私なんかよりおもしろい人がいるので今から連れてってあげます」 群馬県で取材をしていると、電動三輪車を発明した90歳のおじいさんのとこに連れていかれた。 プレハブの中にストーブとふとん……これは怪しい。と思っていたら、このおじいさんも発明もなかなかすごいものだった。
昨年から「今年はGIFがくる」「2012年はGIFアニメの年だ!」と言い続けて早一年。当初は半笑いで言っていたGIF復興宣言ですが、意外にもほんとにGIFの時代が到来。→これ 「えっ、ほんとに!?」という若干の当惑とともに、追い風にのって今年も国際GIFアニメアワード2013を開催いたしました。ここでは、その優秀作品123本を一挙公開いたします。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:下手な絵をそれっぽく見せる方法 > 個人サイト nomoonwalk
レゴ。それだけで伝わるとは思うが、きちんといえばデンマーク発のプラスチック製組み立てブロック玩具の、アレだ。 単純なものから複雑なものまでいろいろな造形できて子どもから大人まで人気がある。マニアも多い。レゴというもの自体がすでに文化だという雰囲気すらある。 そんなレゴ、誰でも目の前にすると何かをかたち作ろうとするだろう。だって、そのためのものだ。 しかしそうではなく、ただ塊にするだけでもレゴはわくわくするということを発見した。
「イチャイチャ」に憧れを感じる。男女で抱き合ったりする行為のことである。イチャイチャしたいか否かと問われれば、誰しも「したい」ではないだろうか。 しかしイチャイチャへの道は険しい。まず相手がいなければいけないし、相手の了解も取らなければならない。そこで誰でも簡単に一人でイチャイチャした写真を撮れる方法を紹介したい。
見たいのは風車といってもオランダのレトロな感じの風車じゃなくて、風力発電のプロペラみたいな風車。あれはシャープでかっこいい。 和歌山県で電車に乗っていたら何ヵ所か見えた記憶がある。そこに行こう、と思って「和歌山 風力発電」で検索してみたら凄く山の中にあるものしか出てこない。なぜだ。
だし汁の代わりに日本酒を使って作る鍋があります。「美酒鍋」といわれる広島県東広島市西条地域で食べられる鍋料理です。 Wikipedia 「美酒鍋」 鍋の中の日本酒はアルコールが蒸発するので、良い香りを放つ共に旨味が残り、大変美味しい鍋となるそうです。 鍋が旨くなるなら米も旨くならないでしょうか?日本酒を使って米を炊いてみました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:揚げたてのジャイアントコーンが食べたい > 個人サイト 酒と醸し料理 BY 工業製造業系ライター 馬場吉成 webs
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