4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、男性のパソコンを不正に操作して横浜市のホームページに小学校の襲撃予告を書き込んだとして、警視庁などの合同捜査本部は4日、威力業務妨害容疑で、元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)=ハイジャック防止法違反罪などで起訴=を追送検した。合同捜査本部によると、片山容疑者は一貫して容疑を否認し、取り調べを拒否している。 誤認逮捕された他の3人の事件ではすでに片山容疑者が逮捕、起訴されており、今回の追送検で、全ての事件で片山容疑者が立件された。合同捜査本部はウイルスを作成し、ネット上で配布したとするウイルス作成・同供用容疑でも立件する方針。 追送検容疑は、昨年6月29日、当時都内に住んでいた男性のパソコンを不正に操作し、横浜市のホームページに市内の小学校の児童らを殺害するという内容の襲撃予告メールを送り、休校させるなどして業務を妨害したとしている。 当時少