相良港では岸壁が50センチほども陥没し、アスファルトに大きな亀裂が入っていた。県職員が陥没した相良港の調査にきた=静岡・相良町、8月11日午後【鈴木健児撮影】 11日午前9時ごろ、静岡市駿河区の女性会社員(43)に連絡が取れないと、女性の母親から119番通報があり、消防隊員と県警静岡南署員が女性宅に駆けつけたところ、室内で大量の本に埋もれた状態で死亡している女性を発見した。女性は1人暮らしで、同署は女性が地震で倒れてきた書籍に胸を圧迫され、窒息死した可能性もあるとみて死因を調べている。 同署の調べでは、女性はふとんの上であおむけに倒れていた。発見時、女性は大量の書籍や約30冊の本を収納したプラスチック製ケースに埋もれていた。 同署によると、女性方は天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積みにされていた。室内に侵入された形跡や女性に目立った外傷はなかった。ただ、死後硬直が進行してお