ビッグデータと人工知能を活用し、あらゆるビジネスの自動化と効率化を進めることを経営戦略として掲げるメタップス。同社は創業から約8年となる2015年8月末に東証マザーズに上場した。「業界が変わっても、やっていることは変わらない」――そう語る同社代表取締役CEOの佐藤航陽氏に、これまでの事業展開や、同氏が考えるリーダーとしての役割、このタイミングで上場した狙いなどを聞いた。 --主力事業であるアプリ収益化プラットフォーム「metaps(メタップス)」は、いまでは世界8拠点で展開するほど成長しています。改めて、どのような経緯で生まれたのか教えて下さい。 metapsを始めたのは2011年です。当時はガラケーが中心でしたが、アメリカと中国に行くことがあって、その際に今後はスマホがインターネットの中心になると確信しました。ただ、皆さんその頃はアプリで儲かっていなかったので、マネタイズが一番の課題にな