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ブックマーク / blog.tinect.jp (26)

  • 天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。

    わたしは、ビジネスノウハウが嫌いだ。大嫌いだ。 個人で効率化できる部分なんてかぎられているのに、「お前が努力すれば成果を出せる」的なのが気にわない。 それなら先に、ムダな会議を減らせって話だ。 ……というひねくれ者のわたしだが、とあるに出会って、自分でもちょっと戸惑うくらい感銘を受けてしまった。 どうやらわたしは今まで、”2流”のビジネス書しか知らなかったらしい。 Windows95の基礎をつくった天才プログラマーが語る、3つの仕事術 わたしが手に取ったのは、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』というだ。 ふだんこういったはあまり読まないけど、kindle Unlimitedで読めるし、評価が高かったから、気まぐれでダウンロードしてみた。 著者は中島聡氏。 1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。 高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』

    天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。
  • 「IQ」ではなく「コミュニケーション能力」こそ、真の意味での知的能力なのかもしれない。

    企業が採用において、最も重要視する能力の一つが、「コミュニケーション能力」であることは、議論の余地がないだろう。 大阪大学教授の川嶋氏は「産業構造の変化」と「グローバリゼーション」がその根底にあるという。 企業が採用で最重視するコミュ能力 若者の理解とはズレ 経団連による企業アンケートでは、新卒採用で「選考に重視した点」のトップは2017年まで15年連続で「コミュニケーション能力」です。「主体性」や「チャレンジ精神」「協調性」より重視されているのです。 (朝日新聞) しかし、こういった記事をみるにつけ、私はいつも 「コミュニケーション能力とは一体何か?」 と、疑問に思わざるを得ない。 上の朝日新聞の記事にもあるが、「コミュニケーション能力」という言葉は、使いやすいが、その定義は難しい。 川嶋氏も「誤解されている」と述べている。 日では、「コミュ力」という省略語で若者の間で日常用語化し、

    「IQ」ではなく「コミュニケーション能力」こそ、真の意味での知的能力なのかもしれない。
  • 「読書を趣味にしたい」という知人に、1年間本のオススメをし続けた結果。

    自分の話ではなく知人の話なんですが、人の許可をとったので記事にしてみます。 もう去年の話なんですが、とある飲み会の席で、知人に真顔で「自分にを、出来れば小説をお勧めして欲しい」と言われたんです。 ん、最近の面白いを知りたいってこと?と思ったんですが、よくよく聞いてみるともうちょっと複雑な話でして。 その知人、一言でいうと「「好きなのジャンル」が欲しい」ということだったんですね。 知人の名前を、仮にAさんとします。 音楽関係の以前からの知り合いでして、年に一回、とある決まったステージで一緒に演奏をする仲です。 Aさんは、今まで「当に全く読書の習慣がなかった」という人です。 文章に触れていないというとそういう訳ではなく、仕事が法曹に近いので堅い文章に触れる機会は人より多いくらいなんですが、「を読む」というと全然その習慣がない。 物語文に触れた経験なんて、学生時代にやった国語の教科書

    「読書を趣味にしたい」という知人に、1年間本のオススメをし続けた結果。
  • 私が仕事をしてきた中で「最も合理的」と感じたリーダーの話。 | Books&Apps

    もうずいぶん前のことになる。 あるIT業の業務改善プロジェクトに、私はいちメンバーとして参加した。 その会社のプロジェクトメンバーは全部で8名。期間は約9ヶ月だった。 経営陣肝いりの、それなりに大きいプロジェクトである。 そのため、プロジェクトマネジャーは、掛け値なしに優秀であった。 指示は的確で、果敢に新しいことにチャレンジするが、無用なリスクは取らず、守りが堅い。 メンバーとの関係も付かず離れずとバランスが良く、理想的な人物だった。 だが経験的に、プロジェクトメンバー全員が優秀であることはほぼない。 政治的な理由からか、教育効果を期待してなのか、リストラ予備軍だからなのか、それとも単なる人手不足なのか。 理由は様々だろうが、プロジェクトメンバーの中に、必ず2,3名はボンクラが含まれているのである。 そして、プロジェクトは一定の期間内に成果を出す、という厳しい制約があるため、無能の扱いを

    私が仕事をしてきた中で「最も合理的」と感じたリーダーの話。 | Books&Apps
  • 東京が好きだ。たくさんの「隠れ場所」があるから。

    「公共交通機関が当にダメなんです」 こういう話をすると大抵の人に「え、なにそれ?」という反応をされるのだけれど、実際問題ダメなのだから仕方がない。 電車の人いきれ、椅子に座ると当たる他人の肩、近すぎる人との距離感、乗り換えを気にしながら過ごすあの時間。すべてが、どうやら僕には向いていないようだ。そんなことに最近気づいた。 僕は現在週の半分を営業マンとして、もう半分は文章を書いたりして暮らしているのだけれど、営業マンの仕事による消耗がやけに激しい。 僕は営業の仕事を「天職」とまでは思わないけれどそれなりに気に入っているはずで、同僚も上司もとても感じの良い人たちなのに、一日を終えるとどうにも疲れ切っている。洗濯をする余力すら残っていない。飼っているカメの水替えをしてエサをやるにも気合いを入れて椅子から立ち上がる必要がある。これはどうもおかしいと感じていた。 そんなわけで、ちょうどいいタイミン

    東京が好きだ。たくさんの「隠れ場所」があるから。
  • 今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う

    どうもしんざきです。とある業界の、社員100人ちょっとの企業で中間管理職をしています。 同業他社の管理職同士で飲むことがたまーにありまして、先日は何故か「どれくらい古いパソコン用語を知っているか勝負」という、冗談抜きでひとかけらの生産性もない話で盛り上がっていました。 平成も終わろうかというこの時代に、HYMEM.SYSの記述方法についての宗教議論とか、当になんの役にも立たないのでやめて欲しいです。超楽しかった。 で、その時、もう一つ盛り上がっていた、というか愚痴の言い合いになっていたのが、「ちゃんとタスク切れる人不足」という話でした。 毎度毎度、人手が足りている、足りていないの話になるのは管理職飲み会あるあるです。飲み会の一つの焦点といっても良いかと思います。 業界にもよるのかも知れないんですが、実をいうと今、採用自体は割とスムーズにいっているという話を聞くことが多いんです。 それも、

    今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う
  • 名声をあきらめ、自らを客観視できなくなり、私は無事、中年となった。

    自意識過剰で、刹那的な生き方を好むポーズを崩さない、つまりは、よくいる根暗なサブカル青年だった私は、自分は30歳までには死ぬだろうと思っていた。 気がつけば、生きる筈のない30代も終わろうとしていて、あの時代とここは地続きだったのか、という驚きとも諦めともとれない感情を抱きながら、もはや、はっきりとした感傷にも浸ることなく、無事、私は中年になった。 フリーランスのプログラマにとって、年度末は稼ぎ時だ。 その日も私は、システム開発のヘルプとして駆り出されて、依頼元である制作会社のオフィスで作業していた。 作ろうとしているものは平凡なもので、長い経験のある自分としては、スケジュールがタイトである以外は、手慣れた仕事だと思った。不安があるとすれば、システムの基になるフレームワークを実際に仕事で使うのが初めて、ということだった。 だが、私の得意なWebシステムであることに違いはない。 フォームか

    名声をあきらめ、自らを客観視できなくなり、私は無事、中年となった。
  • アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】

    ちょっと長文になりますが、海外SF小説の話をさせてください。 しんざきは数ある小説ジャンルの中でもSFを偏愛しておりまして、特にちょっと昔の海外SF小説が好きです。 作家で言うと、大好きなのがレイ・ブラッドベリ、オースン・スコット・カード、R・A・ラファティの3人でして、この3人の作品については(少なくとも邦訳されているものは)あらかた読んでいる筈です。いわゆる作家読みです。 ただ、そういう「大好きな作家」という枠組みとは別に、純粋に自分が面白いと思うSF小説を5作選べと言われれば、最低2冊が割込みで入ってきます。 一冊は、J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」。私はこの作品を、およそ「古典SF小説」という枠組みの中では一、二を争う大傑作だと思っていまして、ちょうど去年の今ごろ、「星を継ぐもの」の紹介を書かせていただきました。この記事です。 SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作であ

    アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】
  • SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】

    世の中には「SF小説」というちょっと偏ったジャンルがありまして、およそ一般的な読書傾向の方々は、あまりこのジャンルに触れない傾向があるような気がしています。 「そのジャンルを別段偏愛していない人でも手にとる」 と 「そのジャンルを偏愛している人でないと手にとらない」 というのがありまして、SFというジャンルには後者の割合が著しく多いような肌感があります。 面白いんですけどね、SF小説。 しんざきは昔からのSF小説好きでして、国内SFも読めば海外SFも読みます。 どちらかというと海外の、ちょっと古めのタイトルが好きな傾向があるかも知れません。ブラッドベリとか、カードとか、ティプトリーとかが特に好きです。国内だと神林長平先生を偏愛しています。 が。これは恐らく、SF好きの人なら結構多くの方が同意してくださると思うんですが。どれか一作、ありとあらゆるSF小説の中での最高傑作を選べと言われれば

    SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】
  • 20年前、僕らがインターネットに見た、大きな可能性と夢の話。 | Books&Apps

    初めてインターネットに触れたとき胸がパチパチした。 インターネットの爆発的普及は人類に大きな変革をもたらした。産業革命並みの大きな変化が起こり、人類の在り様を変えたと言っても過言ではないだろう。 現在、我々の身の回りにはインターネットとそれに類する技術が文字通り掃いて捨てるほど存在する。 そこで一つ思い返してみて欲しい。このインターネットが世間に出始めた時、ここまでの状況になると予想できた人はどれだけいただろうか。 よく勘違いされがちだが、あらゆる変化はその最中にはそうであることを実感できない。変化や変革は究極の結果論なのである。 変化が終わり、結果が出たのち振り返ってみて「あの時がまさに変革期だったね」となるのである。 今が変革期、今こそ大きな変化、今まさに変化中といったリアルタイムな変革を予感させる言葉はまやかしであるか期待であるか、あるいは洗脳でしかありえないのだ。 だから、当時の僕

    20年前、僕らがインターネットに見た、大きな可能性と夢の話。 | Books&Apps
  • 「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。

    むかし、一緒に働いた方から「なぜタスク管理をしないのか」と問われた事がある。 だが、その時の私には、多くの人が思うように、なぜタスク管理が必要なのか、それにどのようなメリットがあるのか、正直よくわからなかった。 というのも、上から出された指示はそう忘れるものではない。 百歩譲って、忘れそうなときにはメールで貰えばよいし、手帳もある(今ではスマートフォンもある)。 また、いちいちタスクを書き出して管理をするという手間が、むしろ仕事を遅らせるのではないかと思っていたからだ。 私は言った。 「タスク管理ですか……。指示はちゃんと覚えてますから大丈夫ですよ。」 すると彼は言った。 「もしかして、タスク管理を面倒くさそう、とか思ってる?」 図星だったが、私は平気な顔をした。 「いえ、なんか仕事をやらされている感……というか仕事に追われるのが嫌なんです。」 「ふーん。」 彼はニヤリと笑って言った。 「

    「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。
    yatata
    yatata 2018/02/11
  • この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

    僕は彼女の不幸な顔しか知らない 僕は彼女の不幸な顔しか知らない。 「遅れてごめん」 彼女は息を弾ませてそう言いつつ、カップを片手に向かいの席に座った。 「そこまで待ってないよ」 僕の言葉はカフェの喧騒に吸い込まれた。もう何度となく交わされた会話だ。彼女が僕に会いたいと言ってくる時は、彼女の人生が上手くいっていない時だ。 (Photo:Макс Радомский / Max Radomskii) 彼氏ができたり、他に夢中な趣味があったり、仕事に没頭している時、同期との飲み歩きが楽しい時、彼女は僕に声をかけない。 ただSNS上で見知った関係だけがそこにある。 彼氏と別れたり、仕事がうまくいかなかったり、そういった彼女自身が煮詰まったであろう時に僕に声がかかる。 都合が良いといえば都合が良い相手なのだろう。だから僕は彼女が上手くいっていない時の顔しか見たことがない。 彼女が結婚し、もう何年も声

    この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。
  • コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。

    コンサルタントをやっていたころ、「議論」を見る機会がよくあった。 「見る」といったのは、私が議論に参加することは殆どなかったからだ。 というのも、コンサルティングには 「お客さんとは絶対に議論するな。お客さん同士で議論してもらえ」 という原則があり、私はそれを忠実に守ったのである。 そのため私は、第三者として、様々な会社で、多くの議論を見る機会に恵まれた。 そこで一つ気づいたことがある。 「議論のうまい人」と「議論がへたな人」は、非常にはっきりと分かれるのだ。 「議論」とは何か 当然、人によって議論に抱くイメージは異なるだろうから、まずハッキリとさせておかなければならないのが、「議論」の定義だ。 広辞苑にはこのように書かれている。 【議論】 互いに自分の説を述べ合い、論じ合うこと。意見を戦わせること。またその内容。 (広辞苑第六版) 私が見てきた議論の殆どは会議やディスカッションなど、 「

    コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。
  • 「誰かが休んだことを、他の誰かが責める」という状況を放置するマネージャーにはなりたくない。

    管理者がまずやるべきことは 「仕事が回っていないとしたらそれは管理者である自分のせいであって、誰か休んだ人のせいではない」 ということを、明確に部下や周囲に伝えることなんじゃないかなあ、と思うんです。 何度か似たようなことを書いているんですが、先日こんな記事を読みました。 「いきいきママ」で業務が崩壊した話 もちろん男性社員であるため有給の取得は管理職の顔を窺いながら取ろうとするも「いきいきママ」で空いた穴を埋める必要があるため口頭で却下されていた 残業・夜勤・休日出勤もあり振替で休めるにしてもスケジュールを会社が勝手に決めて2日以上の連休取得も口頭で注意されるような状態だった 更に子持ち男性社員の育休取得で空いた穴を埋めるために有給取得さえ許されない時期もあった 彼らの給与はどうだったか?「いきいきママ」や平社員とほぼ変わらない、幹部候補になっていた男性社員が3人辞める前にこんな事を言っ

    「誰かが休んだことを、他の誰かが責める」という状況を放置するマネージャーにはなりたくない。
  • 自分を変えたければ「決意」より「時間配分」「住む場所」「付き合う人」を変える。

    肥満は伝染するという話をご存知だろうか? これは2007年にハーバード大学のニコラス・A・クリスタキス教授らが発表した研究結果なのだけど、太った友達が身近にいると、2~4年以内に自分自身も肥満になる確率が最大で171%も増加するのだという。 この肥満の伝染だが、一般的には肥満体質の人と親しければ親しいほど伝染しやすいようで、同性の友人、兄弟・姉妹が特に影響力が強いという。 この原因としてニコラス教授は「恐らく近くにいる事で生活などが知らず知らずのうちに影響を受け、似通っていく事が元となっているのだろう」と述べている。 言われてみれば確かにという気がするが、改めて指摘されると感慨深い現象であるといえよう。 僕がこの研究結果を知って一番初めに思ったのは「果たして人間の意志はどこまで自由なのだろうか」という事だった。 普段、私達は好きなものを選んで好きな量をべていると思っているかもしれないけ

    自分を変えたければ「決意」より「時間配分」「住む場所」「付き合う人」を変える。
  • 「なんでこんなに仕事が手につかないんだろう?」と悩む人に読んで欲しい話。

    すぐ隣で仕事をしている人が、こんなことを言っていた。 「なんで自分にはこんなに集中力がないんだろう?仕事をはじめても30分で耐えられなくなってしまう。昨日の夜は溜まっていた仕事になかなか手がつけられず、つい朝まで寝てしまった。」 私は答えた。 「科学的には、「とりあえず、5分でも10分でもやってみる」とやる気が出るらしいですよ。」 参考:どうにもやる気がおこらない時、やる気を出せる技術。 「やる気」は脳の研究分野の1つでもあり、科学的なアプローチも進められてきた。 脳科学者の池谷裕二氏は著書の中で、「やる気」について言及しており、「何かを始める」と、側坐核という脳の部位が活性化し、やる気が出るとしている。 これはつまり「気分」「マインド」が先ではなく、「行動することでやる気が出る」という、従来のイメージと逆の主張だ。 確かに個人的にこれは思い当たるフシが数多くあり、「やる気がでない」と言う

    「なんでこんなに仕事が手につかないんだろう?」と悩む人に読んで欲しい話。
  • ここ100年、人類のIQは上がり続けている。では、具体的にどのように「賢く」なっているのだろうか。

    人類は賢くなり続けている、という研究結果がある。 これは、オタゴ大学のジェームズ・R・フリンが発見した事実で、「フリン効果」と呼ばれる。 「なぜ祖父母世代よりもIQが高いのか」というテーマで、TEDで講演も公開されているので、興味がある方はご覧になると良いだろう。 さて、精神科医で筑波大学教授の斎藤環氏は、フリン教授の研究について、次のように述べている。 人類の知能は向上し続けています。少なくとも、知能指数(IQ)のスコアが、過去100年にわたって上昇を続けているのは事実です。 この現象は「フリン効果」として広く知られています。ニュージーランドにあるオタゴ大学政治学部のジェームズ・フリン名誉教授が最初に提唱した現象だからです。 フリン教授は35カ国から知能検査のデータを収集し、多くの国でIQスコアが世代にわたって上昇しているという事実を発見しました。知能の上昇を示すデータはほかにもあります

    ここ100年、人類のIQは上がり続けている。では、具体的にどのように「賢く」なっているのだろうか。
    yatata
    yatata 2017/07/08
  • コミュニケーション能力は変えやすい能力だから、「自分はコミュ障」なんて言わないで。

    星野源さんのエッセイ集『いのちの車窓から』のなかで、星野さんが、自身の「人見知り」について、こんなふうに書いておられました。 人見知りをしなくなったのはいつからだろう。ある日、自分が人見知りでないことに、ふと気づいた。それまで、道端で知人を見かけても声はかけなかったし、集団でいるときも、なるべく一人でいた。 ある日、ラジオ番組のゲストに出たとき「人見知りなんです」と自分のことを説明していことに、ふと恥ずかしさを覚えた。それがさも病気かのように、どうしようもないことのように語っている自分に少し苛立ちを感じた。 それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという想いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。 それを相手に「人見知りで」とさも被害者のように言うのは、「自分はコミュニケーションを取る努力をしない

    コミュニケーション能力は変えやすい能力だから、「自分はコミュ障」なんて言わないで。
  • なぜ世界中でコワーキングスペース事業が盛り上がっているのか。

    こんにちは、Ascent Business Consulting 株式会社、代表の北村貴明です。 Weworkという企業をご存知でしょうか。 時価総額2兆円とも言われているコワーキングスペースを運営している創業8年ほどのシリコンバレーの企業です。(※1) コワーキングスペースの主だった利用者と言えば、フリーランスや若い起業家たちでしょう。 一つ興味深い指標があります。 現在のアメリカでは全労働人口の35%にあたる約5500万人がフリーランスとして働いており、その市場規模は約1兆円にもなっているのです。さらに2020年には労働人口の50%以上がフリーランスになるとの試算もされているのです。 (※2) その影響もありコワーキングスペースの需要は今後さらに伸びると考えられており、Weworkはシリコンバレーで最も注目される企業の1つとされているのです。 おや?それだけで注目の企業になるかな? 投

    なぜ世界中でコワーキングスペース事業が盛り上がっているのか。
  • 「人に行動させるスキル」に長けていた人の話。

    先日、久しぶりに昔の職場の同僚と会って話をした。 そして、今もその人は同じような仕事、つまり企業向けのコンサルタントをしている。 コンサルタントは一般的に「論理的思考」の素養が重要であると見られるケースが多いだろう。 これはマッキンゼーなどの名を関したのテーマが「ロジカルシンキング」などに偏っているケースが多いからかもしれない。 しかし、現実には現場で最も要求されるのは「相手に行動してもらうスキル」である。 御存知の通り、多くの人は論理では説得されにくい。なぜなら論理による説得は多くの場合、当事者が「ねじ伏せられた」と感じるからだ。 論理はあくまで補助であり、実際には「あなたの言うことだからやってみよう」という、感情よりの意思決定をする人が圧倒的多数である。 したがって「相手に行動してもらうスキル」に長けていなければ、コンサルタントとしての成功はない。 それに卓越していたのが、その人だっ

    「人に行動させるスキル」に長けていた人の話。