『プロフェッショナルの情報術』は「テレビ番組リサーチャー」という仕事をしている喜多あおいさんが書いた情報術についての本。「テレビ番組リサーチャー」というのは情報バラエティ番組やクイズ番組などに必要な情報を収集し提供する仕事とのこと。 喜多さんが関わってきた番組を見ると「行列のできる法律相談」「SmaSTATION!!」「Qさま!!」「まさかのミステリー」など見たことのある番組が多い上、たしかに情報バラエティ番組やクイズ番組の情報の切り口ってすごく面白いと感じていたので、その情報術についてとても興味深く感じた。 喜多さんによると リサーチの基本とは何かと問われたら、私は「網羅と分類」と答えます。クライアントや調査対象がどのような内容であっても、調べものや検索の手順は「網羅」を経て「絞り込み」へいくというのがセオリー。つまりいきなりズバリ、ストライクだけを探すことから始めないということです。