日本に来たある中国語話者が言った。「日本はいいですね、とても感心しました。」そのわけをたずねたところ、「街のあちこちに〈宅急便〉と書いてありました。急に排便したくなったときに使える宅(いえ)ってことでしょう。とてもすばらしいですね」と答えた。 「便」という漢字を「宅急便」、「船便」、「航空便」などのように運輸の意味で用いるのは日本語で生まれた用法で、中国語にはない。だからこんな笑い話が生まれる余地があったのだろう [1] 。 私はこの笑い話を1990年代の前半には聞いた記憶がある。どこが元ネタなのかは分からないのだが、備忘のため記しておこうと思う。もし元ネタを知っているとか、もっと古い時期に聞いたことがあるといったことがあれば、教えてほしい。 参考:中国語話者が「宅急便」をトイレと関係づけている例 あるBBSに2016年5月22日付けで“日本街上那些写着宅急便的车是干什么的”という質問が投
1月23日のニューズ・オプエドはゲストに株式会社「アシスト」代表取締役会長のビル・トッテンさんをお迎えし、アメリカ出身で日本に移り住み、会社を起こして48年になる立場から、今の日本がどのようにみえるかをお伺いしました。 【上杉隆アンカー】 日米地位協定は、アメリカからすると変えないほうが良いんでしょうか? 【ビル・トッテン氏】 それは、アメリカ政府からすれば、植民地は便利ですよ(笑)。米国は変えたくない。「日本人の一番の恥」と思っていることは「誰も安保条約を読んでいないこと」。安保条約には安全保障の項目はない。もし日本が侵略されたら、米国は「適当な行動」を取ります。「日本を守るのが適当」と思えば守るし、「侵略者を手伝うのが適当」と思えばそうする。「放っておくのが適当」と思えばそうします。米国が勝手に決める。「安全保障」は一切安保条約に入っていない。…この2ページの文書を、ほとんど議員でも読
1月18日の特集はゲストにフォーラム4代表の古賀茂明さんをお迎えし、「憲法改正」についてお話を伺いました。解説委員は東洋大学教授の薬師寺克行さんです。 【アシスタント 佐藤由季】 安倍政権は憲法改正の項目として、以下の4つを挙げていますが、まずは9条改正について、古賀さんはどのようにご覧になっていますか? 【古賀茂明氏】 もともと自民党の改憲草案は「9条の2項を変える」というのがあるんですけども、安倍さんの作戦は「3項をちょっと足すだけ」というもの。でも本当にそうなのかはしっかり見ていかなくちゃいけないですね。しかし、これは本当は「ちょっと足すだけ」ではないということを、今日は議論したいと思います。ただ自衛隊の存在を追認するだけ、「自衛隊を置きます」とそう書くだけですから、他は何も変わってませんよね、と言われるとそんな気がするでしょ?だけど、それはぜんぜん違うんですよ。 今の9条の2項は「
1月17日のニューズオプエドは、ゲストに元衆議院議員の小林興起さんとジャーナリストの藤本順一さんをお迎えし、北朝鮮問題と間もなく始まる通常国会についてお話を伺います。 《北朝鮮問題》 【アシスタント 川島ノリコ】 米朝の緊張関係が続く中で、戦争回避のために日本はどうするべきでしょうか? 【小林興起氏】 新聞・テレビを見ると、アメリカの論理、「とにかく北朝鮮を締め付けりゃいい」って…アメリカはどうころんだっていいわけですよ。戦争になったって一気に叩けば軍需産業は儲かるし、アメリカにミサイルが届く前に終わりますよ。「何の心配もないアメリカ」が「締め付けろ」と言ってるが、日本も一緒になって締め付けろと言ってる。だけどもし本当に米朝戦争が起こったら、日本には難民などが押し寄せて一番大変なんですよ。アメリカは何も困らないから好き勝手言ってるけど、なんとしても戦争はしないように、「両国でよく話し合った
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く