情報通信審議会 情報通信技術分科会は2010年4月5日、「携帯電話等周波数有効利用方策委員会 700/900MHz帯移動体通信システム作業班」の第6回会合を開催した。今回は委員会から検討指示が出ていた、「周波数再割り当ての可能性」「周波数の国際協調とコストとの関係」「携帯電話事業者のトラフィック予測」などの事項について作業班の下にアドホックな検討の場を設置するなどして検討していたが、そこでの検討結果が示され了承された。 それによると、再編できる周波数帯がないことや、トラフィックのひっぱく度合いからすぐに割り当てを望む携帯電話事業者が多いこと、国内メーカーが700/900MHzのペアを希望し、周波数の国際協調とコストの関係は薄いと回答したことから、構成員の多くから「大がかりな周波数再編はせず、700/900MHzをペアで使う方向になった」という声が聞かれた。 まず「周波数再割り当ての可能性」
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