「地図」は、インターネットの出現によってその使われ方が最も大きく変わったコンテンツの一つです。インターネットが普及する以前であれば、初めての場所に行く場合、ガイドブックや地図などで事前にそこまでの経路を調べて、実際にそこへ赴く際もガイドブックなどを見ながらという行動が一般的でした。その後、インターネットが普及したことで、新しいスポットの発見やその地図の入手方法はインターネットの検索で、というケースが増えたのではないでしょうか?実際に現地へ赴く際は地図をプリントアウトするか、最近ではそれを携帯電話に転送してという方も増えていると思います。「目的の場所を見つけその経路を調べる」という紙の地図が持っていた機能は、すでに完全にインターネット上の地図に置き換えられてしまったという感もあります。もちろん、紙の地図や地球儀には、知らない土地を眺めていろいろな思いを巡らすといった別の楽しみもありますが。