© 創通・サンライズ 2000年代初頭を代表する映像作品「機動戦士ガンダムSEED」。2024年の新作映画に先駆け、劇場では総集編HDリマスターの公開が始まった。今回は第1作前半を描いた「虚空の戦場」から、その副題の意味を考えたい。 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 www.youtube.com 1.空虚な大義 2.正しさなき場所 感想 1.空虚な大義 21世紀の新たなガンダムとして企画され、続編であるDESTINYや多数の外伝が作られるなど大反響を呼んだ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ。「虚空の戦場」は第1作の前半をまとめたものだが、通底しているのは大義の虚しさであろう。 本作はスペースコロニーでの戦闘や偶然居合わせた少年がMS「ガンダム」に搭乗するなどおおまかな流れでは初代「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」を踏襲しているものの、主人公が所属する
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