10GbE、40GbEなどの極めて高速な通信をサポートするNICが、PCサーバの領域でも使われるようになってきている。 このような速度の通信をソフトウェア(OS)で処理し高い性能を得るには様々な障害があり、ハードウェア・ソフトウェア両面の実装を見直す必要がある。 本セッションでは、ハードウェア・ソフトウェア両面にどのような改良が行われてきており、性能を引き出すにはどのようにこれらを使用したらよいのかについて紹介する。
9.3. TCP/IP 9.3.(4) トランスポート層 9.3.(4-A) TCP と UDP ◆ トランスポート層 のプロトコルは、形式的に、トランスポート層に属する ICMP を除いて、2 種類あります(図.41)。 [図.41] TCP と UDP ◆ IP 層以下が、相隣る 2 点間のプロトコルであるのに対して、TCP およびそれ以上の層は、最終 2 点間、すなわち、ホスト対ホストのやり取りです。そして、IP 層以下が、コネクションレス、すなわちデータグラムであるのに対して、TCP は、コネクションタイプです。 IP 層以下は、高速で動作するために、データグラムを使用し、それによる信頼性の低下を、TCP で回復しようという考え方です。 しかし、接続/切断処理を行うために、オーバーヘッドが掛かります。このため、短い制御情報などのやり取りを、効率よく行うことができません。UDP は、
tcpdumpで使用できるコマンドオプション TCPDUMP(http://www.tcpdump.org/)、MicroOLAP TCPDUMP for Windows(http://www.microolap.com/products/network/tcpdump/)で共通で使用できるコマンドオプションは以下の通りです。 tcpdump [-adeflnNOpqRStvxX][-c count][-F file] [-i interface][-r file][-s snaplen][-T type][-w file] [expression] ここでは、これらのうち、tcpdumpでよく使用されるコマンドオプションについて記述します。 1つ目が-lです。-lオプションは、tcpdumpの出力結果をパイプ(|)を通じてほかのプログラムへ渡す際に必要となるオプションです。 2つ目が-n
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2021年8月) 古い情報を更新する必要があります。(2021年11月) 出典検索?: "TCPやUDPにおけるポート番号の一覧" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 本項ではTCPやUDPにおけるポート番号の一覧を示す。 コンピュータネットワークにおいて、インターネット・プロトコル・スイートのトランスポート層にあたるTransmission Control Protocol (TCP) やUser Datagram Protocol (UDP) では、他のプロトコル同様、ホスト間通信のエンドポイントを指定する際に数字の識別子が用い
1. ゆずり合うこと TCPはネットワーク帯域を他のTCPセッションと譲り合います。 TCPには、ネットワークが混雑(輻輳:ふくそう)してくると、送信されるパケット量を減らす仕組みがあります。 この譲り合いがあるからこそ、現在のインターネットは多数の人間が同時に使えています。 同様に、現実世界においても無理な競い合いを行うよりも譲り合いを行った方がスケーラビリティが上昇します。 2. 信頼はきめ細やかな確認応答で実現されること TCPでは、信頼性を確保するためにAck(Acknowledgement、確認応答)を送信してデータの到着を伝えます。 TCPのセッションが確立している間は、Ackが細かく送受信され続けます。 このきめ細かな確認応答が信頼の根幹であると言っても過言ではありません。 現実世界においても、きめ細かく応答を行う事が重要です。 メールなどを受け取っても、全く返事をしない相手
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