元交際相手の女性に売春させたとして、警視庁保安課は、売春防止法違反(管理売春)容疑で、千葉県船橋市古作の団体職員、柴田芳昭容疑者(55)を逮捕した。同課によると、容疑を一部否認している。 同課によると、柴田容疑者は平成24年に都内の女性(45)と交際を始め、「他の男に寝取られるのを見るのが好き」という理由で売春を迫っていた。アダルトサイトの掲示板で客を募り、2年間で約150人と売春させたとみられる。客から得た金は独り占めしていたという。 女性が売春を嫌がると暴力をふるっており、昨年2月に軽傷を負わせたとして、今年5月に同庁に傷害容疑で逮捕されていた。 逮捕容疑は4月29日、自宅近くのアパートに待機させていた女性を栃木県内のホテルへ連れだし、男性客2人と売春させ、計2万円を受け取ったなどとしている。