「写植の時代」展(レポート)に展示してあった、このキーボード。 文字の配列やレパートリが気になったので、キートップの写真を撮っておいた。携帯のカメラで撮ったのであまり綺麗に撮れていないが、これをざっとツキハギして一枚の大きな画像にしてみた。 ▲ クリックで拡大(7000×3638px) 漢字は左上から一寸の巾配列で並んでいる。右端の小さなアルファベットは上付き・下付き用だろうか。その隣にはルビ用の仮名もある。丸付き・括弧付き数字や2分数字・3分数字は、手動写植の文字盤と同様に重ね打ちで合成して使うようになっている。 ところで、印物のレパートリにはどこかで見覚えがないだろうか。どうやら Adobe-Japan1-4 で追加された記号類は、このモリサワの電算写植用文字セットをソースの一つにしているように思える。