韓国がベトナムに組織的な従軍慰安所を設けていたという歴史的スクープが週間文春の2015年4月2日号に突然掲載された。 歴史的スクープをもたらしたのは元TBSワシントン支局長の山口敬之氏だ。 山口氏はアメリカの公文書を丹念に調べ上げ、サイゴン(現ホーチミン)に韓国の従軍慰安所があったことを知った。公文書には「この施設が韓国軍による韓国兵専用の慰安所である」と断定されている。 とはいえ、文章だけでは報道に足る情報ではないので、山口氏は関係者に接触しインタビューを試みた。 元海兵隊の歩兵部隊長のアンドリュー・フィンライソン氏は「韓国軍の慰安所は確かにサイゴンにありました、よく知っています」との言質を取っている。その他にも多方面からの情報が週刊文春には書かれている。これによって山口氏は従軍慰安所の存在を確定的なものにした。 山口氏がTBSの社員であるため本来、この歴史的スクープはTBSで報道さ