2007年10月17日、チャドとの国境に近いスーダン西部ダルフール(Darfur)地方の北西部で、警備にあたる反政府組織「正義と平等運動(Justice and Equality Movement、JEM)」の戦闘員。(c)AFP/AMIS/STUART PRICE 【10月26日 AFP】スーダン西部ダルフール(Darfur)で、合弁会社が操業する油田が反政府組織によって襲撃され、カナダ人1人とイラク人作業員1人が拉致された。襲撃を実行した反政府組織「正義と平等運動(Justice and Equality Movement、JEM)」は25日、同社に1週間以内の撤退を要求し、応じない場合はさらに攻撃を行うと警告した。 襲撃が起きたのは23日。Defraにあるこの油田は、中国のCNPC、インドのONGC、マレーシアのPetronas、およびスーダン国営石油会社Sudapetによる共同操業