シリア北部イドリブ(Idlib)県タフタナズ(Taftanaz)で、クラスター爆弾を見せる男性(2012年11月9日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES 【9月5日 AFP】シリア政府は昨年後半から今年前半にかけて広範囲にわたってクラスター爆弾を使用し、それによって多数の市民が犠牲になったとする報告書、「クラスター爆弾モニター報告(Cluster Munitions Monitor Report)」が4日、公表された。 報告書によると、昨年だけでシリア国内のクラスター爆弾による死傷者は少なくとも165人に上り、世界全体で確認されている昨年の死者190人の大半を占めた。「シリアは2012年後半から今年前半にクラスター兵器を広範囲にわたって使用。民間人に多数の犠牲者を出した」という。 毎年発表される同報告書は、2008年に署名されたクラスター爆弾の生産、使用、移譲、貯蔵を禁
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