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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (15)

  • 傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき

    3/4付朝日新聞デジタルより、 犠牲者の氏名伝える意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」 読んでムカムカしたので取り上げます。まずもって肝心な事を殆んど触れていないように思います。アルジェ人質事件の実名公表問題で一番世論の怒りを買ったのは何かです。日揮も政府も実名公表を控える方針としていたので、 朝日新聞は遺族をペテンにかけて実名リストを入手し、約束を踏み破ってこれを報道した この点についての御意見が見当りにくいところです。口頭の約束(だったと思う)ですから法律的にどうかは私ではわかりませんが、口頭の約束で相手を信用すると言うのは、相手を深く信頼していた事になります。そういう信頼を反故にするような人物・組織は、それだけで社会の信用を失います。朝日は白昼堂々これをやらかしたわけです。その点をまず触れないとはまさに奇々怪々です。私の知る限り、この信義違反に朝日はまともな回答は行っていないかと存じ

    傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき
  • かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき

    はっきり言って出遅れました。それでも遅まきながら調べだしたのですが、結論を先に言っておくと実にミステリアスです。お名前は西村勇氏であるのと、現在71歳であられる事、そして赴任前は帯広市に住まわれていた事ぐらいしか情報がありません。著書とされる人間現象の哲学的および実験的研究の内容の一部が話題になっていますが、マスコミ情報と著書情報ぐらいしか見つからないです。 著書の内容については既に「話題沸騰」状態で、あんまり付け加えられる事は残っていないのですが心理学にはかなり造詣が深そうだです。著書の内容を素直に信じれば、対面する相手の不快感情とか怒りの感情を完全に分析対象に出来る人間です。こういうタイプの精神科医は個人的に知っているので、実在してもおかしくはないと思います。 経歴について出回っている情報のソースはどこも同じで著書紹介にある、 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西村/勇 19

    かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき
    yingze
    yingze 2012/10/04
    とてもワクワクする。半年か一年後ニュースになると思う、どういうニュースかは想像の上を行きそう。
  • TPPのお勉強 - 新小児科医のつぶやき

    先週よりもう少しお勉強してみました。まずは日情報分析局様の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)私訳 『目次』です。労作なんですが、これの問題点をピックアップして分析してくれと言うのがkoume様のリクエストでしたが、時間と気力が少々足りません。そこで11/11付の参議院予算委員会でのTPPに関する集中審議を見ながら泥縄式に勉強してみます。これも全部は長いので、佐藤ゆかり議員の質疑部分を取り上げてみます。 これが30分以上はあるのですが、TPPのお勉強のために頑張ってみます。 佐藤 続きましてTPPに関しまして質疑をさせて頂きたいと思います。まずこのTPPに関してですね、闇雲に感情論に走るのは良くないと思われます。そこで私は一つ冒頭で申し上げておきたいと思いますのは、あたかもTPPイコール貿易推進派、反TPPイコール反貿易自由化派と言うようなレッテルの下での議論を行うべきではない。それをま

    TPPのお勉強 - 新小児科医のつぶやき
  • TPPと皆保険と混合診療への初歩的な疑問 - 新小児科医のつぶやき

    私らしくないと言われれば謹んで陳謝しますが、ザラッと調べても「なるほど」と腑に落ちるような説明がなかったので感想みたいなものです。これだけ話題になっているので一度ぐらい書いておくぐらいの意味でお受け取り下さい。 ■TPPってなんだ? どうにも荒っぽい理解に留まってしまったのですが、どうやらアメリカ主導の自由貿易圏ぐらいでそんなに間違っていないように考えています。日だけでなく多くの国がアメリカとの貿易は重要ですから、アメリカが「こんなん作りました♪」と言われれば「ワシゃ入らん」と言い難そうなものらしいのも、なんとなくわかります。 ただ内容はかなりシビアなものらしく、今までの貿易ルールをかなりアメリカ流に変えて入る必要がありそうなのは判ります。そうなると賛成派と反対派が出てくるのは必然で、ネットだけでなくTPPに関する情報は、賛成派か反対派にベースを置いた解説ばかりになっているように感じてい

    TPPと皆保険と混合診療への初歩的な疑問 - 新小児科医のつぶやき
  • ポリオワクチン問題の側面を考える - 新小児科医のつぶやき

    ■日のIPV開発の経緯 現在の日のIPVの開発経緯ですが、調布市の資料を参照(神戸でも医師会経由のFaxで来てました)させていただいて、単独IPVは、 単独IPVワクチン開発の経緯 年 経緯 1998年 第1相臨床試験実施 2001年 製造承認申請 2005年 GCP上の問題等により承認申請取り下げ 2011年 サノフィパスツール社による開発を決定 命とされるDPT-IPVは、 DPT-IPVワクチン開発の経緯 年 経緯 2002年 国内4社によるDPT-IPV開発検討開始 2010年 厚労政務官より開発促進の努力の指示 2011年 順次薬事承認予定 2012年 年度内導入予定 以前のエントリーでSeisan様からの情報ですが、日のIPV開発はセービン株(ワクチン株)で元もとは行われ、ポリオ研で製造承認申請段階までは開発は終了していたそうです。承認はGCPがらみで結局されてはいませ

    ポリオワクチン問題の側面を考える - 新小児科医のつぶやき
  • ワクチン問題 3月8日会議 - 新小児科医のつぶやき

    今日はこれを書かないといけないのですが、まず基的情報です。平成22年度第11回薬事・品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第2回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会(合同開催)と言う長い名前が専門家会議の正式名称のようです。ここに会議に使われた参考資料が公開されています。素早い公開に感謝します。 このうち問題になった5つの死亡例にだけリンクを張って置きます。残りの資料は厚労省のリンク先から御参照お願いします。 宝塚症例経過概要 西宮症例経過概要 川崎症例経過概要 京都症例経過概要 都城症例経過概要 私はまだじっくり読む時間が無かったので、個々の症例の評価についての個人的な見解は差し控えさせて頂きます。こういう資料を使われて出された昨日の結論が、 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの安全性について このうちワクチン接種再開の可否についての部分のみ引用しておきます。 国

    ワクチン問題 3月8日会議 - 新小児科医のつぶやき
  • 2011-03-05

    のワクチンにとって暗黒の週末になりました。 まずサーバリックス(HPV)が品薄のために新規予約は見合わせて欲しいの要請がGSKからありました。これは1月段階から囁かれていた懸念でしたが、ついに現実のものになったかの実感です。無い物は仕方が無いので、新規予約は即時に中止です。GSKの見通しでは「7月ぐらいには供給体制が整うかもしれない」とはしていましたが、当面は情報待ちです。個人開業医ではこれ以上どうしようもありません。 小児科医にとってもっと衝撃的だったのは同時接種による死亡例が出たことです。今朝の時点ではどうやら4人になったようです。これはどう考えても統計学的に多すぎる人数で、アクトヒブ(Hib)とプレベナー(PCV7)の接種が当面見合わせになったのはやむを得ないでしょう。さすがにこの状況で「問題なし」とできる人は殆んどいないと思います。かなりの数の予約が入ってますから今朝は電話連絡

    2011-03-05
  • 朝日記事 good job - 新小児科医のつぶやき

    マスコミには批判的な立場になりがちですが、良い仕事をしたときには素直に評価します。今回取り上げる記事は、 「ホメオパシー」トラブルも 日助産師会が事態調査 この記事についての評価はNATROM様のところを引用させて頂きます。 記事の内容は、ほぼ文句のつけようがない。7月上旬に各助産師が提訴されたことを各紙が伝えた記事では、「自然療法」とだけあって、「ホメオパシー」という言葉はなかった(後に読売新聞は7月31日の解説記事で「ホメオパシー」について言及した)。日の朝日の記事では、記事見出しに明確に「ホメオパシー」と書かれている。「推進団体の日ホメオパシー医学協会」と、団体名を明確にしたことも評価する。これまでの報道では、「予防接種などを否定する傾向の強い普及団体」「自然療法を提唱する民間団体」「自然療法の普及に取り組む団体」などとされ、団体名は明記されていなかった。 初期報道の段階ではホ

    朝日記事 good job - 新小児科医のつぶやき
  • 口蹄疫と消毒薬 - 新小児科医のつぶやき

    口蹄疫のお話は出来れば回避したいと思っていました。あまりにも知識が無いのと、中途半端に書いて無用な風評被害を起したくないと考えていたからです。幸か不幸か理由はわかりませんが、なぜかマスコミも口蹄疫には非常に関心が薄いようです。後は粛々と感染の拡大をい止める作業が進み、感染が終息してくれるのが一番理想的な展開と今でも思っています。 風評被害がどれぐらいになっているかはわからないのですが、どうやら肝心要の対策が全然「粛々」と進んでいないようです。そうであるなら敢えてこの件に触れておく方がメリットがあると思い直しエントリーをあげます。 口蹄疫とはになるのですが、非常に大雑把な説明だけしておきます。偶蹄目と言いますから具体的には牛や豚に広がる感染症で、症状としては人間の手足口病に少し似ているとされます。ただし似ているのは症状の見た目だけで、実質は天と地ほども違います。口蹄疫に罹患しただけで牛や豚

    口蹄疫と消毒薬 - 新小児科医のつぶやき
  • あるお話 - 新小児科医のつぶやき

    この話はかなり前に書いていまして、どのタイミングで出そうかと考えていたのですが、昨日の流れから今日が適当そうに思えますので出してみます。ややぼかしている部分があるのは情報を頂いた旧友に迷惑がかからないようにの配慮ですので御了解ください。 大学時代までさかのぼるつき合いで、今でも断続的に交遊のある旧友と当に久しぶりに会しました。この御時世ですから無事再会できた事をとりあえず喜び、近況の情報交換など四方山話の花が咲いたのですが、そのとき聞いたお話です。旧友は勤務医なのですが、ある日のバイト当直の経験だそうです。経験談そのものはこれもまた今なら珍しくもないレベルといえばそれまでなんですが、経験者に生で話を聞くというのは非常にインパクトの高い印象ですから御紹介しておきます。 話は救急隊からの搬送要請です。触れ込みは 小児の頭部外傷 いろんな地雷を頭に描かれる方は少なくないと思いますが、旧友は搬

    あるお話 - 新小児科医のつぶやき
    yingze
    yingze 2008/10/24
    糞裁判官が元凶
  • 毎日.jp閉鎖報道に毎日新聞が抗議 - 新小児科医のつぶやき

    3日続きで毎日ネタで傷気味かもしれませんが、ニュースも夏枯れ状態ですから、我慢してお付き合いください。そこそこはおもしろい話です。まずですが、とりあえず背景は毎日変態記事問題があり、そのうえでtechnobahnが8/12付で、 毎日新聞がオンライン版毎日新聞となる「毎日jp」の閉鎖を検討していることが12日、関係者の証言により明らかとなった。 オンライン版毎日新聞の英語版コーナー「WaiWai」で事実には反する低俗的な記事を長年に渡って掲載していたことに関連して、ネットを中心とする幅広い層からの反発が生じていることを受けてのもので、毎日新聞の営業関係者は匿名を条件にインタビュ−に応じて「来春になっても事態が沈静化しない場合は『毎日jp』そのものを閉鎖することも検討課題に上っている」と述べた。 ここにきて毎日新聞がオンライン版の閉鎖を検討する状況となったのは、「WaiWai」における低俗

    毎日.jp閉鎖報道に毎日新聞が抗議 - 新小児科医のつぶやき
    yingze
    yingze 2008/08/15
    id:I11 必要なのは謝罪・削除ではなく、検証・訂正記事。
  • ※このブログに中傷の意図はありません。 - 新小児科医のつぶやき

    某「クォリティ・ペーパー」紙公認の魔法の免責の呪文をタイトルに書き込んで、もう一回毎日問題をやります。毎日の記事はネット上では変態記事問題と良く呼ばれています。この「変態」の根拠は、Mainichi Daily Newsのmetaタグに「hentai」の文字が刻み込まれていた事に由来します。毎日新聞問題の情報集積wikiのMETAタグ事件から引用すると、 <meta name="keywords" content="japan news,mainichi,mainichidailynews,mainichidaily,dailymainichi, mdn,mainichishimbun, shimbun,news,nikkei,yen,asia,asian,asians, japan,tokyo,japanese,osaka,japanesedictionary,nipponjapanes

    ※このブログに中傷の意図はありません。 - 新小児科医のつぶやき
  • また朝日の社説 - 新小児科医のつぶやき

    正直なところもうウンザリですし、「付き合うな!」の声もあることを百も承知ですが、反論しないのは「黙認」とする風潮が強いですから、お付き合いください。2/2付朝日新聞社説より、 再診料下げ―見送りは既得権の温存だ 診療報酬の改定を進めている厚生労働省が、開業医の再診料の引き下げを見送った。日医師会から強く反対されたからだ。 いま医療の現場で深刻なのは、病院で働く医師が過酷な仕事に耐えかねて、やめていくことだ。これに歯止めをかけるには、勤務医の待遇を良くしたり、人数を増やしたりする必要がある。 その具体策の一つとして考えられたのが、病院よりも高い開業医の再診料を引き下げ、その財源を勤務医に回そうというものだ。厚労省はそれを中央社会保険医療協議会に提案していた。腰砕けは残念というほかない。 初診料は開業医も病院も同じだが、2回目からの診察にかかる再診料は開業医が710円、病院が570円だ。 医

    また朝日の社説 - 新小児科医のつぶやき
  • 新物証発見 - 新小児科医のつぶやき

    昨日から一人で興奮しているのですが、新たな物証が発見されました。物証について検討する前に問題のカルテの行方の事実関係を先に整理しておきます。 まず絶対の信用を置いてよい遺族及び遺族側弁護士の発言です。 入手していたカルテはほんの一部 全部を入手したのはごくごく最近 公開したのは昨年8月7〜8日の『看護記録』のみ 外来カルテも公開していない1.、2.については公開シンポジウムで遺族側弁護士が明言(日々のたわごと・期間限定特別ブログ)し、3.、4.については4/30付日刊スポーツに明記されています。 さらにカルテ体の動向ですが、 日付カルテの動向報道記事 2006.9.21遺族がカルテ開示を請求10/18付産経奈良版 2006.10.17病院記者会見10/17付毎日新聞 2006.10.18警察にカルテを任意提出10/19付産経関西版 簡略ですが、9/21に遺族が看護記録だけ開示を請求したの

    新物証発見 - 新小児科医のつぶやき
  • 物証発見 - 新小児科医のつぶやき

    カルテネット流出告訴報道で大きな鍵になっている2006.10.31付読売大阪朝刊のカルテ画像が見つかりました。あれだけネット上で話題になっているので誰かがupしてくれないか探していましたが、ついに出て来ました。2006.10.31付読売新聞大阪朝刊情報のカルテ画像にあります。考えてみれば絶対にあるはずの画像で、近畿圏の図書館に行けば半年前の新聞ですからあって当然のものです。 見てもらえればわかるのですが、医療関係者であれば一目で医師記録と判断できます。これを看護記録と主張されたら看護師の皆様から大顰蹙を買います。それほど明瞭に医師記録の特徴備えています。医療関係者には文句なしなのですが、特徴の説明をしておきます。 医師記録と看護記録の違いをまとめると、 医師記録看護記録 字が汚く殴り書きで他人に読まれる事を考えていない たとえ字が汚くとも丁寧に他人が読めるように書いてある 内容が文章の体裁

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