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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (5)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 脳と学習

    「ラジオは脳にいい」というような著書が少し前に出版されて、その自体は読んでいませんが、タイトルの言っている意味は、そうだろうなと理解できるような気がしていました。 インターネットでこのような有意義な講演を無料で、時間を選ばず、いい音で聴けるのを茂木さんによって初めて知ることができ、会場の主催者が許す限り、今後もできるだけ多くの茂木さんの講演をこのクオリア日記で聴かせていただければ幸甚です。 映像でもなく、活字でもない、音声だけの講演テープ。新鮮で私の脳も喜んでいるように感じます。

    yining
    yining 2007/05/28
    あとで聴く
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 今は明治。

    はてな」で梅田望夫さんと お目にかかる。 表札に「?」と描いてあり、 それだけ。 そのあたりから予感がしていたが、 中に入るとおもちゃ箱がひっくりかえった 大学院生部屋のようだった。 「これは何ですか?」 「お菓子の棚です。」 「これは何ですか?」 「サーバーですよ。」 「えええ! これがですか。」 素っ頓狂な声を上げてしまった。 ごろんと床の上に置かれている。 「こう見えててもなかなか スルドイ技術的な工夫がしてあって ですねえ。この冷却のためのファンが 回転すると、空気が下から上にちゃんと 流れるようになっているのです。」 普通の「オフィス」の感覚から すると、色が溢れていて、関係の ないものがあふれている。 「ふふふ、最近、畳のスペースを 導入したので、仮眠しやすくなったのですよ」 あれれ。 空間が、遊び心のつぶつぶに満たされている。 最初はとっても 驚いたが、「はてなはやっぱりそ

  • 茂木健一郎 クオリア日記: インテリジェンス

    インターネットが出現した 後の世界で最も大切なものの一つは、 「偶有性」である。 半ば予想できるが、半ば偶然で 予期できないもの。 「大数の法則」で押さえ込まれる べきノイズではなく、 むしろ創造的に人生を 送るために不可欠の糧として利用すること。 明治神宮の森を抜けて早足で 歩いた。 雨上がりの空から降ってくる 太陽が、木々の切れ目から地に落ちて、 神々しい回廊をつくっている。 光の粒を浴びながら思う。 「私」そのものが偶有的な存在である。 偶有的な存在でなければならない。 そうでなければ、この世をいきいきと 生きることはできない。 居宣長や小林秀雄の言う 「もののあはれ」は、つまりは 内なる偶有性に自分を託すという ことでろう。 もちろん、その過程では、 精神の激動があり、 感情の荒波があり、 浮き沈みがある。 そのような内なる偶有性の海に うまく航海して行くことができるということが

    yining
    yining 2007/01/19
    深い
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 「バカの壁」の中に立てこもれ

    クリエィティヴになるということは、 つまりはバカになるということである。 特に、批評的センスの鋭い人は、 その自分を外から見る目が時に 生命の躍動に託すことの邪魔になる。 批評眼は「オレサマ」に堕さないためにも どうしても必要だが、 一方でそれをうまく外してやらなければ ならない。 バカにでもなってみないと創造に必要な 「暴走」が得られない。 かつて、読売新聞の読書委員会の後の飲み会で、 川上弘美さんが「作家というのはバカですからね」 と言われたことがあった。 確かに、私の知り合いの作家には、 「オバカ」としかいいようのない 傾向がある。 漱石もかなりのバカである。 火鉢の横においてあった硬貨を、 お前が置いたのだろうと幼子をたたく。 イギリスに留学していた時に、 下宿の主人が皮肉るために わざと硬貨を置いたのだろうと 誤解する。 明治を代表する知識人であると 同時に、 時には赤シャツやク

    yining
    yining 2007/01/14
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 白魔術

    竹内薫の日記を読んで、イラン人の親子の 退去の問題について、何かコメント しようと思ったが、やめた。 竹内薫が、怒りを表明する。 わが親友に対する信頼が深まる。 最高裁判所、および件の法務大臣の判断は 私のコモン・センスと違う。 しかし、日の法の実務家にはそもそも コモン・センスを尊重する風土がない。 それにしても、最近の政治状況はどうか。 小泉純一郎首相の時には、 インテリの間でも支持する声が 聞こえたが、 今の首相を支持する人は周囲には ほとんど見られない。 政権から 伝わってくるのは、弱者や少数者に 対する想像力ではなく、 傲慢さと無知と偏見のいやなグルーヴ だけである。 これでは、まともな感性を持った 人が離れていくのは当然だろう。 ボクは白魔術の人間でいたいと思う。 モーツァルトのように、あくまでも ポジティヴな感情、志向性を発して 行きたいと考える。 Steve Jobsのス

    yining
    yining 2006/12/09
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