タグ

ブックマーク / kihamu.hatenadiary.org (2)

  • 私撰・政治学の名著30 - on the ground

    2007/04/24(火) 15:43:55 http://awarm.blog4.fc2.com/blog-entry-335.html 山内昌之『歴史学の名著30』(筑摩書房:ちくま新書、2007年) 佐々木毅『政治学の名著30』(筑摩書房:ちくま新書、2007年) 山内の方が圧倒的に面白い。私が歴史学より政治学に比較的詳しいだけ点が辛くなっている分を差し引いたとしても、そうである。パラパラと見遣る限りでは、佐々木の方は、いかにも教科書的な説明的文章になっており、記述も味気ない。それに対して山内は古今東西の歴史書を公平かつ巧みな筆致で魅力的に描いており、読み物として値している。佐々木の選を謗るつもりもないが、山内の方が選考基準をより明快にしており、読者が納得しやすい配慮が払われている。物語として、あるいは現実としての歴史についての語りに交ぜられる、学問としての歴史学の視座から注がれる視

    私撰・政治学の名著30 - on the ground
    yining
    yining 2008/10/01
  • 被害者及び死刑 - on the ground

    宮崎哲弥・藤井誠二『少年をいかに罰するか』講談社:講談社+α文庫、2007年 過去の少年法をめぐる議論は、法務省や検察、弁護士、矯正施設など制度として少年犯罪に関わる立場の人間が、年齢引き下げなどで少年犯罪が減るかどうかという社会効果の観点からしか議論をしてこなかった。当時の新聞の投書も、その「効果」について自分はあると思う、ないと思うという二者択一的なものばかりです。社会的に「効果が期待できない論」が支持されたのだと思います。 今回も少年法改正に反対した人々――弁護士や学者などの専門家――の論理はほとんど当時と変わっていなくて、厳罰化は効果があるとか、ないとかをずっと言ってきた。ところが、犯罪被害者やその遺族の人々が訴えてきたのはそういうことではなく、、せめて自分たちにも加害者側と同等の権利や情報がほしい、適正で公平な手続きをしてほしいということなのです。少年法の不公平さや不適正さを問題

    被害者及び死刑 - on the ground
    yining
    yining 2008/08/17
  • 1