端末価格を積極的に0円にし、iPhoneすら無料にしたソフトバンク。ネットブックをタダ同然でセット売りしたイーモバイル。ドコモは多種多様な端末で大攻勢をかけた。2008年度の携帯電話各社の展開において、auの出遅れ感は否めない。 そんなauは2つの戦略で反転攻勢をかけようとしている。 「サプライズな日々を」と、ジャニーズの人気グループ「嵐」を前面に押し出して訴求する春のニューモデル群。音楽特化モデル、3D付きケータイ、タッチパネル対応モデル、世界で使えるグローバルパスポート機能搭載モデル、フルチェンケータイと、各機能特化モデルが盛りだくさんだ。 一方で、機能特化とは戦略的に論理不整合を起こしているともいえる展開も見せている。よりデザインに注力した新ブランド「iida(イーダ)」の立ち上げだ。ITmediaに掲載された記事『「機能競争は終わった」と小野寺社長 新ブランド「iida」で「次の競