千葉大学、学生対象の「セキュリティバグ発見コンテスト」を開催 「きちんと伝える力」を備えたセキュリティ人材の育成に向け:必要なのは、技術的な知見と「あれ、おかしいな」と気付く感性 千葉大学が、セキュリティ人材の育成を目的とした「セキュリティバグハンティングコンテスト」を実施する。技術と法律/倫理面で講習を受けた学生に「ライセンス」を与え、実際の大学システムに存在する脆弱性を発見してもらう。独自のルールや仕組みの下で行われる学生向けバグバウンティは国内の大学として初の試みという。 自社のWebサイトやサービスに存在する脆弱(ぜいじゃく)性をセキュリティ研究者に指摘してもらい、サービスの品質を高めようとする「脆弱性報奨金制度」の認知度が、少しずつ高まっている。「バグバウンティ」とも呼ばれるこうした制度は、米グーグルや米フェイスブックといった海外の主要IT企業はもちろん、国内でもサイボウズやLI