奈良県広陵町の靴下製造販売「岡本」は3月4日、第3回「足クサ川柳」の選考結果を発表した。グランプリには「草野球 スパイク脱いだら くさや級」(オレ龍さん)が選ばれ、「『草野球』と『くさや級』のダジャレに気を引かれ、ついつい読み返してしまいます。運動で汗をかいた後、足が蒸れてニオイがしたという経験がそうさせるのでしょうか」(事務局)としている。 第1回の2007年は「足の裏 かいで思わず イナバウア」、2008年は「洗濯機 『まぜるな危険!』の 妻の文字」など、自虐的な句がグランプリを受賞している。 準グランプリには、「オレの靴 嗅いで喜ぶ ポチいとし」(きみたろうさん)と「足元の ハイハイわが子 急に立つ」(ずーパパさん)の2作品が選ばれた。「足元」の句について「お子様にとってはきっとびっくりするニオイだったんでしょうね。この句には、足クサの悲しさよりも、親としての喜びが表現されていると感