人は誰しも、ある年代にさしかかると視力が衰えてくる。いわゆる老眼だが、出来れば老眼鏡なしに本や新聞を読んだり、端末を操作したりしたいもの。そこで米国でこのほど登場し話題になっているのが加齢による視力低下の対策アプリ「GlassesOff」だ。脳の視覚野で行われるイメージ処理機能を鍛えることで、視力の改善が図れるのだという。 アプリで老眼の進行を食い止めることができると聞くと「本当?」と思う人もいるだろう。しかしこのアプリのプログラムは米カルフォルニア大学バークレー校などの研究でも有効性が認められ、その内容は専門紙「Nature」にも発表されたという。 アプリは、視認ゲームのようなプログラムが組まれている。例えば、スクリーンに現れたアルファベットが向いている方向をタップするというセッションでは、回数を追うごとにアルファベットは小さくなり、しかも表示される時間が短くなる。また次のステージでは、