東京商工会議所の夏季セミナーでは男性中心の発言に女性経営者が少子化対策で注目発言=7月3日、東京都文京区 企業経営者らが集まって政府への政策要望などを議論する恒例の財界の夏季セミナー。安倍晋三政権が「女性活用」を掲げていることもあって、少子化対策などが主要テーマに取り上げられたが、今夏のセミナーでは女性経営者の発言が話題になっている。「出産した女性を新卒採用すべき」「男性の意識改革全く足りない」…。男性目線からは生まれない斬新な意見は、経済界に届くのか。 女子大生に就活はいらない!? 7月に開かれた日本商工会議所の夏季セミナーでは、少子化・高齢化対策、人手不足問題で、全国各地の商工会議所の会頭らが地元で実施している対策などが発表された。 「大学で東京などの都会に行き、そのまま東京で就職する若者が多く、人手不足が深刻」(地方の商工会議所会頭)といった現状や、「跡取りにしようと思っていた子ども