商品やブランドのファンやコミュニティーに向けて、プロモーションを行うコミュニティー・マーケティング。ソーシャルメディアの伸長に伴い、その注目度は高まっている。朝日新聞社が展開するバーティカルメディア「ポトフ」のアドバイザーを務める、マーケティングコンサルタントの高広伯彦氏に、コミュニティー・マーケティングの潮流とメディアの意義や目指すべきことなどについて聞いた。 ──なぜ、コミュニティー・マーケティングやファン・マーケティングへの関心が高まっているのでしょうか。 まず、背景にあるのが日本の人口減少です。今後も人口増加が見込めないからこそ、企業は「1人の顧客と長く付き合っていく」ことを重視するビジネスモデルに変わりつつあります。ただ、そのこと自体は、特別に新しいことではありません。顧客が愛用者となってリピート購入し、企業にもたらす利益「ライフタイムバリュー(LTV)」を追求する考え方や、企業
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