いつかは地元に戻ることを視野に入れているものの、そもそも地元に仕事はあるのか、自分の能力がどこまで通用するのか不安。そんな人は少なくないのではないでしょうか。 北海道大樹町のロケット開発会社で働く中神美佳さんは、将来的に地元で働くことを視野に入れながらも、まずは東京で就職活動を行いました。その後、社会人6年目の頃に念願のUターンを果たしますが、数年後に自分の実力不足を痛感。再び東京の企業でも働き、現在は二度目のUターンを経て、地元企業で働くという稀有な経歴の持ち主です。 地元で働くために、それまでにやってきた仕事で培ったスキルをベースに柔軟なキャリアを選択されてきた中神さんは、その都度どのように自身の仕事やスキルと向き合ってこられたのでしょうか。これまでの歩みを振り返っていただきました。 はじめまして、中神美佳と言います。わたしは北海道大樹町という人口5,500人ほどの小さな町で、ロケット