自治体の公共データを積極的に公開することで、IT産業の振興や市民生活の向上を目指す、いわゆる「オープンデータ」の取り組みを進めている福井県鯖江市で、データを利用したWEBアプリのコンテストが行われ、金沢市の会社員が開発した、タイムマシンのように時代をさかのぼることで、鯖江市の歴史や文化を学ぶことができるアプリが最優秀賞を受賞しました。 データシティ鯖江 鯖江市は、去年1月から、災害時の避難所や市営駐車場、市内にある観光地や文化財など合わせて24の情報を「XML」形式のデータで公開し、IT企業や市民がインターネットなどのアプリの開発に利用できるようにする、いわゆる「オープンデータ」の取り組みを進めています。 WEBアプリコンテストは、鯖江市が、オープンデータにより関心を持ってもらおうと去年から開いているもので、ことしは、▽アプリ部門に4作品が、また、▽アプリの企画を提案する部門に5つの作品の