今、動画が熱いとされるのは、主に広告・マーケティング分野である。グーグルの動画広告「TrueView」は有名だが、米フェイスブック傘下のインスタグラムが2013年10月に動画広告の導入を発表。さらに日本のヤフーが2013年11月にビデオ広告事業への本格参入を表明したため、「2014年は動画元年」との機運が一気に高まった。 一方、ユーザーによる動画の閲覧も着実に伸びている。「最近はYouTubeに自社の動画を掲載し、FacebookやTwitterで誘導するのが定石。アイデアが良ければ口コミで一気に広がる。大手企業をはじめ、そのための予算をしっかり確保して先行者利益を得ている企業もある」(アライドアーキテクツ 社長室ソーシャルメディアマーケティングラボの藤田和重編集長)。動画は自社に関係ないと見限らず、常に最新動向を把握してうまく取り入れたい。
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