2011年01月10日21:06 カテゴリ大局観、テーマ、見識年金&福祉医療 [edit] 借金に頼った福祉の弊害は、社会全体が多重債務者になることだ(その1) 昨年末にPIIGS危機の根本原因は、社会福祉を借金でまかなったことだ、、、と書いた。 この考えは2010年5月に明確に認識し、その後民主主義先進国に共通する重大問題だという確信へと変わっていった。 借金に頼った福祉が何故いけないのか? それは以下のように、社会が疲弊・腐敗し、社会・コミュニティを長期的に維持するパワーを破壊するからだ。 1.福祉を目に見える税金ではなく借金で賄うと、福祉は誰の財布も傷めないと錯覚するので、分不相応に過大な福祉を要求するようになる 2.借金で福祉を賄うと、福祉の受益者が福祉には社会の構成員の大多数の税金は不要だと勘違いする 3.税金で福祉を賄うと、所得の一部が使われているという負担感を認識させるので、