26日午前、埼玉県熊谷市で59歳の娘が自宅の駐車場にバックで車を止めようとしたところ、そのまま自宅に突っ込み、家の中にいた89歳の母親が全身を強く打って死亡しました。娘は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということで、警察が詳しい状況を調べています。 車は2つの部屋を壊しながら10メートルほど進んで止まりましたが、家の中にいた母親の田端安枝さん(89)が全身を強く打っておよそ1時間後に死亡しました。 警察によりますと、娘はこの家で母親と同居していて、当時は別の家族を車で送って帰宅したところだったということです。調べに対し「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。 警察は、運転操作を誤ったことが事故の原因と見て、詳しい状況を調べています。
20日午後、東京 千代田区にある家庭裁判所の玄関付近で、女性が男にいきなり刃物で刺されて死亡しました。刺したのは離婚調停中の夫で、現場近くの公園で警察官に取り押さえられ、逮捕されました。 警察官が駆けつけたところ、埼玉県所沢市に住むウィルソン香子さん(31)が首から血を流して倒れていて、意識不明の重体になっていましたが、搬送先の病院で死亡しました。 警視庁によりますと、ウィルソンさんは離婚調停の協議のため裁判所を訪れ、ゲート式の金属探知機の手前で刺されたということです。 ウィルソンさんを刺したのは東京 板橋区に住むアメリカ国籍の32歳の夫で、現場から逃走しましたが、まもなく日比谷公園内にある交番の近くで取り押さえられ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 逮捕された際、折り畳み式ナイフを3本所持し、自分の腕を刺してけがをしていたということです。 これまでの調べで、夫は裁判所の玄関付近に座って待
愛知県豊田市で生後11か月の3つ子の1人に暴行を加えて死亡させた罪に問われた母親の裁判で、裁判所は「3つ子の育児を懸命に行ったことに同情はできる」とした一方、「執行猶予をつけるほど軽い事案ではない」として懲役6年の求刑に対し3年6か月の判決を言い渡しました。 裁判で被告は「泣き声が耐えられなかった」と話し、弁護士は「周囲の支援がなく重度のうつ病だった」として執行猶予のついた判決を求めていました。一方、検察は「乳児が泣くのは当然で動機は身勝手だ」として懲役6年を求刑していました。 15日の判決で、名古屋地方裁判所岡崎支部の野村充裁判長は「無抵抗の乳児をたたきつけた犯行は危険で悪質と言うほかない」と指摘しました。そして「うつ病になる中、負担が大きい3つ子の育児を懸命に行ったことに同情はできる」とした一方、「執行猶予をつけるほど軽い事案とは評価できない」と述べ、懲役3年6か月を言い渡しました。被
13日夜、東京 板橋区の住宅で6歳の女の子が倒れているのが見つかってその後死亡し、45歳の母親が殺人の疑いで逮捕された事件で、母親が「子どもに障害があり悩んでいた」と供述していることが分かりました。警視庁が詳しいいきさつを調べています。 和希ちゃんが学校から帰宅したあと寝室で首を絞めたとみられていますが、その後の調べで「子どもに知的障害があり悩んでいた」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。 さらに「娘を殺して自分も死にたかった」とも供述しているということです。 光恵容疑者は自営業の夫と和希ちゃんとの3人暮らしだったということで、警視庁は子育ての状況や当時の詳しいいきさつを調べています。
去年5月、長崎県佐世保市の県営住宅から高齢の兄弟3人が転落し死亡したことについて、警察は74歳の男が兄と弟を突き落とし自分も飛び降りたとして、殺人の疑いで書類送検しました。 警察によりますと、住民の話などから77歳の兄と70歳の弟が階段の踊り場から転落したあと、篠原亨容疑者(当時74)が3人が住んでいた部屋のベランダから落ちたとみられることが分かったということです。 また部屋には鍵がかかり、争った跡はなく、篠原容疑者が書いたとみられるメモには自分の健康や3人で暮らしていくことへの不安のほか、兄と弟の殺害をほのめかす内容が書かれていたということです。 警察は兄と弟を突き落としたあと、自分も飛び降りたと判断し、13日、殺人の疑いで書類送検しました。
同居する母親の首を絞めて殺害したとして、香川県警は12日、高松市林町、無職小西知保(ちほ)容疑者(36)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。県警の調べに対し、「やったことは間違いないが、殺してやろうとは思っていなかった」と話し、殺意を否認しているという。 高松南署によると、小西容疑者は11日午後4時ごろ、自宅アパートで、母親の西田悦子さん(66)の首を電気コードのようなもので絞め、殺害した疑いがある。 小西容疑者は西田さんの三女で、息子(3)との3人暮らし。県外に住む小西容疑者の姉から11日午後10時50分ごろ、「母親と妹がけんかしている」と119番通報があり、現場に駆けつけた救急隊が、心肺停止の状態でベッドに横たわっている西田さんを見つけたという。 現場は、高松自動車道高松中央インターチェンジ近くの住宅地。
おととし船橋市で、弟の首を絞めて殺害したとして殺人の罪に問われた48歳の姉に対して、千葉地方裁判所は懲役3年6か月を言い渡しました。 船橋市のパート従業員、齊藤陽子被告(48)はおととし9月、自宅で一緒に暮らす弟で契約社員の田村寛之さん(当時45)の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われています。 これまでの裁判員裁判で検察側は懲役8年を求刑していました。 8日の判決で、千葉地方裁判所の岡田健彦裁判長は「残虐な犯行で、信頼していた姉に殺害された無念さは計り知れない」と指摘しました。 そのうえで「被告はおよそ9年間、知的障害のある被害者と同居して介助し、怒ってつかみかかられるなど相当疲弊していたとみられる。被害者が他人に傷害を負わせる事態も発生しかねないと心配した状況は理解できる」として、懲役3年6か月を言い渡しました。
大阪 茨木市で81歳の父親の首を絞めて殺害したとして、46歳の息子が逮捕されました。警察によりますと、調べに対して「父親は先月から寝たきり状態になり、介護するのが苦だった」と供述しているということです。 警察によりますと、同居している次男で、無職の幸二容疑者(46)が風呂場で首にけがをして倒れていて、事情を聴いたところ「父親を殺したあと、自殺しようとした」と話したことなどから、殺人の疑いで逮捕しました。 鈴川さんは次男のほか、77歳の妻と3人で住んでいて、調べに対し、幸二容疑者は「父親が先月からほとんど寝たきりの状態になったので、楽にしてあげたかった。介護するのが苦だった」と供述しているということです。 警察は、詳しいいきさつをさらに調べています。
目黒区で5歳の女児が虐待死した事件につづいて、千葉県で小学4年生の女児が父親の虐待によって死亡しました。このふたつの事件に共通するのは、児童相談所など行政をバッシングする報道があふれる一方で、メディアがぜったいに触れないことがあることです。 報道によると、今回の事件で逮捕された父親と母親は沖縄でいちど結婚したあと離婚し、そのあと再婚しています。被害にあった10歳の女児は最初の結婚のときの子どもで、再婚後に次女(1歳)が生まれたようです。 長女を虐待していた父親は沖縄の観光振興を担う財団法人に勤めていましたが、千葉への転居を機に退職、18年4月からは同じ法人の東京事務所の嘱託社員として働いていました。「家族の話も頻繁にし、同僚は家族仲が良いと思っていた」とされ、沖縄時代の元同僚も「愛想が良かった」と証言しています。 ここから浮かび上がるのは、ジキルとハイドのような「モンスター」的人物像です。
埼玉県戸田市でおととし、30代の両親が生後11か月の赤ちゃんに浮き輪を着けたまま自宅の浴槽に1時間半放置し脱水症状にさせて死亡させたとして、重過失致死の疑いで書類送検されました。警察の調べに対し父親は「ダイエットさせようと湯船につからせていた。自分の時間を作りたくて放置した」などと供述しているということです。 その後の警察の捜査で、33歳の父親と36歳の母親が女の子を入浴させる際、首に巻くタイプの浮き輪を着けて1時間半にわたって浴槽に放置していたことが分かったということで、警察は15日、この両親を重過失致死の疑いで書類送検しました。 調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。このうち父親は「ダイエットさせようと浮き輪を着けて湯船につからせていた。携帯ゲームなどをする自分の時間を作りたくて放置してしまった」などと供述しているほか、「これまでにものぼせてぐったりすることはあったが、体
自宅マンションで元日に長男の首を絞めて殺害したとして、埼玉県警浦和署は14日、さいたま市浦和区上木崎3丁目の無職、細谷俊夫容疑者(67)を殺人容疑で逮捕し、発表した。「何も言いたくありません」と容疑を否認しているという。 署によると、逮捕容疑は1月1日未明、同居する長男で無職の祐介さん(31)の首を絞めて殺害した、というもの。署は無理心中を図った可能性があるとみている。祐介さんは精神科の通院歴があり、長年介護が必要な状態だったという。 細谷容疑者は妻(64)、祐介さんとの3人暮らしで、同日午前6時20分ごろ「これから死にます」と110番通報。署員らが駆けつけると3人が自宅で倒れていた。妻も首に軽傷を負い、細谷容疑者も首に自分でつけたとみられる切り傷があったが、2人は命に別条はなかった。 同じマンションの女性(69)は、散歩する祐介さんをよく見かけたという。「夫婦はもの静かで性格が良く、(祐
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く