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ブックマーク / honz.jp (2)

  • 『謎のアジア納豆』 - HONZ

    書店で書を手にとって、巻頭パラパラと数ページめくってからこの解説文で概要を知ろうとする人も多いと思うので、まず結論から言う。 このは傑作だ。あなたの納豆観を覆し、しかも納豆を入り口にアジア中の辺境民族文化の旅へと誘い、さらに現代におけるディープな旅とは何か?という問いかけまでが含まれている。「買おうかな?どうしよっかな?」と悩んでいる暇はない。今すぐレジに持っていって納豆をべながら書を貪るように読まれたい。以上終わり! …というのは解説文としては不親切なので、数ページもらって書の魅力、そして納豆文化の魅力についてガイドしようと思う。申し遅れたが、僕は発酵文化の専門家として、世界各地の不思議な発酵や微生物を訪ねてまわるのを生業としている。文中の著者の問いかけに僕なりに答える形式で、の理解をさらに深める手伝いができれば幸いだ。(ちなみにここから先はネタバレを多数含むので、もう絶

    『謎のアジア納豆』 - HONZ
  • 『おどろきの金沢 』伝統工芸と現代アートの狭間で - HONZ

    書を読んで、金沢21世紀美術館について長年抱いてきた素朴な疑問が氷解すると同時に、過去10年間にわたり、金沢という場を巡って、伝統工芸と現代アートの世界で稀に見る革新的なことが行われてきたのだというのを初めて知った。 これまでずっと疑問に思っていたのは、「なぜ金沢21世紀美術館が作られたのか?」「金沢の伝統工芸と現代アートの関係はどうなっているのか?」ということである。 考えてみれば、金沢というのは不思議な街である。人口は46万人に過ぎないが、古くから観光都市として栄えており、特に北陸新幹線が開業した2015年3月から8月までの観光客数は、兼六園で前年比142%の167万人、ひがし茶屋街で187%の130万人を記録した。1年間の金沢市全体の観光客数は800万人を超えており、その勢いは今なお止まることを知らない。 そうした中で、2004年に開館した金沢21世紀美術館も、来館者数が同年10月

    『おどろきの金沢 』伝統工芸と現代アートの狭間で - HONZ
    ykssk1603
    ykssk1603 2017/06/28
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