学校HPの充実を広報活動に役立てる教育委員会が増えるなか、京都市では今年3月、コンテンツ・マネジメント・システム(以下CMS)を採用して市内全市立学校園のHPを全面リニューアル。半年の間に、市民からのアクセス数、学校からの情報発信回数がともに増加するなど、学校HPを活性化させるのに成功している。学校HP研究の第一人者である国際大学グローバル コミュニケーション センター(GLOCOM)の主任研究員/准教授・豊福晋平氏が、同市の取り組みに迫った。 国際大学グローバル コミュニケーションセンター 主任研究員/准教授 豊福晋平氏 アクセシビリティ推進 更新日数は2倍に 豊福 京都市は今年3月の新システム採用から更新率など大きな変化がありましたね。授業の様子が数多くアップされるようになり、更新日数も昨年から約2倍に増えました。短期間でこれだけ成果をあげたのは大変な驚きです。実際に利用している先生方