講師も悩む――セキュリティ・キャンプ「選考」のやり方:セキュリティ業界、1440度(9)(1/2 ページ) 2014年6月、セキュリティ・キャンプ全国大会2014の参加者選考が行なわれました。枠は限られているので、参加者を厳しく選考しなくてはなりません。そこには、講師なりの苦労があるのです。 連載目次 今回のテーマは、産官学オールジャパンによる若年層セキュリティ人材の発掘・育成の場である「セキュリティ・キャンプ全国大会2014」です。FFRIからも3名のエンジニアが講師として参加しますが、今回は私、FFRI新技術研究部の忠鉢洋輔が担当した「セキュアなシステムを作ろうクラス」の紹介と応募者選考の様子をレポートします。 「OSを吹き飛ばした」ことがきっかけで 今年で通算11回目となるセキュリティ・キャンプ。実は私もかつて参加者の一人でした。高専4年生(2005年)のときにセキュリティ・キャンプ