タグ

ブックマーク / fika.cinra.net (4)

  • オードリー若林「生きづらさ」の答え。あるべき論から自由になる | Fika

    インタビュー・テキスト by 黒田隆憲 撮影:前田立 編集:青柳麗野(CINRA)、川浦慧(CINRA.NET編集部) オードリーの若林正恭による、2016年の旅行記『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が文庫化され、書き下ろしの新章として「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」の三編と、彼とプライベートでも親交の深いDJ松永(Creepy Nuts)による「解説」が追加された。 かつて「人見知り芸人」と呼ばれた若林は、2016年に逝去した父が家族に遺したメッセージを読んだことがきっかけで、「外の世界」へと目を向けるようになっていく。自分が抱える「生きづらさ」の要因が、「スペック」や「勝ち負け」を重視する新自由主義的な価値観にあり、そこでサバイブするための隠しコマンドは「没頭できる趣味」「血の通った関係」であると気づいていく。そんな過程を綴った書は、単なる旅行記エッセイとは一

    オードリー若林「生きづらさ」の答え。あるべき論から自由になる | Fika
  • 菊地成孔の北欧美食巡り総括 タコツボ化した東京の食事情を問う | Fika

    好評のうちに全3回の連載を終えた『菊地成孔の北欧料理店巡り』。音楽家 / 著述家であると同時に、美の快楽も知る彼は、未開拓の「北欧料理」を堪能しながら、どんなことを考え、何を思いながら文章を書き綴ったのだろうか。その「総括編」となる今回のインタビューでは、実際に体験した北欧料理の印象から、「」をめぐる東京の現在、果てはSNSの登場によって変質した人々の感性、さらには自身の特徴的な文体とそのルーツや意図するものについてまで、縦横無尽に語ってもらった。 北欧はIKEAによって、ただ寒い国じゃないのがわかってきた。それでも、「」に関しては、遅れてましたよね。 —『菊地成孔の北欧料理店巡り』全3回が終了しました。まずは3軒回った感想からお願いします。 菊地:いまは、これだけインターネットによるグローバリゼーションが進んでいるわけですけど、相変わらず日人は、ヨーロッパっていうのは、イギリスと

    菊地成孔の北欧美食巡り総括 タコツボ化した東京の食事情を問う | Fika
  • 菊地成孔の美食コラム ポストモダン料理を味わいにセララバアドへ - コラム : 北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)

    料理界に革命をもたらしたポストモダンの料理店を考察する 連載第2回目にして早くもクラシックではなくポストモダンが来るとは思わなかった。しかし、よくよく考えれば、当然、とまでは言わないが、順当、ぐらいの話ではある。 当欄読者の中で「noma」をご存知の方はどれぐらいいるだろうか? そしてこの、ポストモダン・デンマーク料理店をご存知の方の多くは、スペインの「エル・ブジ」もご存知の筈だ。 更にその中の0.1%ほどの方が、筆者の音楽家としてのデビューソロアルバムのタイトルと、物書きとしての処女エッセイ集のタイトルをご存知かもしれない。前者は2002年に発売された『デギュスタシオン・ア・ジャズ』、後者は2003年に出版された『スペインの宇宙』である。どちらも料理界に何度目かの革命をもたらしたエル・ブジの料理に由来しているのは言うまでもない。 「何の話か、全然わかんないよ」という方には、少々の我慢を

    菊地成孔の美食コラム ポストモダン料理を味わいにセララバアドへ - コラム : 北欧カルチャーマガジン Fika(フィーカ)
  • 菊地成孔の美食コラム 「幼児退行の幸福にまみれるミートボール」 | Fika

    世界一の都・東京において、未開拓の北欧料理の価値やいかに? ミシュランも、そしてミシュランのお墨付きなんかとっくに要らなくなった、つまり、誰がどう考えても世界一の都となった東京において、「北欧料理」の株価というものは、一体どの程度なのか? 各区画にビストロやトラットリアが当たり前に並び、メキシコ料理やベルギー料理、ニューオーリンズのクレオール料理やアイリッシュパブまでが、大したインパクトは与えなくなった、この、コンビニのフードまでが美味しくなってしまったこの街で、ドイツやオランダ等のゲルマン語圏の国の料理と並び、スカンジナビア半島の料理は、未だに「ニシンの燻製で、強い酒飲むんでしょ」程度のパブリックイメージが抜け切れていないだろうし、IKEAに併設されたカフェの啓蒙によって「北欧って、ミートボールにフルーツのソース添えて出すみたいよ」ぐらいの常識が定着したとしても、まだそれは「うわあ、

    菊地成孔の美食コラム 「幼児退行の幸福にまみれるミートボール」 | Fika
  • 1