信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。 調査は8月15日~9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時~午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ。調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。 道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。違反者には3
「291万票の責任を感じている」。東京都政の新たなかじ取り役となった小池百合子知事(64)は2日、初登庁した知事室で意気込んだ。小池氏から「都議会のドン」と呼ばれた自民党の内田茂都議(77)は都連幹事長を引責辞任する意向を固めたが、都議会自民党はあいさつ回りにきた小池氏を“冷遇”。小池都政は波乱含みの船出を迎えた。 「知事と議会は両輪です。一輪車にならないように」。あいさつのため議長室を訪れた小池氏に対し、都議会の川井重勇議長(自民)は報道陣の前でクギを刺した。報道陣から小池氏と並んだ写真の撮影を求められると「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否し、「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。 その後、自民党控室では幹事長と政調会長が不在で、ナンバー3の高橋信博総務会長ら2人が対応。「よろしくお願いします」と握手したが、滞在は約30秒と短かった。 高橋氏は「たま
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が刺殺された事件をめぐり、神奈川県警は障害者への配慮などを理由に被害者の実名公表を拒んだ。戦後最大級の犠牲者を出した殺人事件にもかかわらず、「誰が亡くなったのか」という事実確認に障壁を設け、被害者の足跡や遺族の思いなどを世に伝える機会を奪った形だ。障害者団体は「逆に障害者への差別になっていないか」と批判、メディアの専門家も対応に疑問符を付けている。 ■事実確認の障壁 県警は26日の事件発生以降、被害者名を「A子さん19歳」「S男さん43歳」などと記号化して公表している。非公表の理由は「(現場が)障害者施設で障害者という条件のため。遺族による強い希望もあり、そのような判断をした」という。 しかし、この対応には疑問の声が上がる。「幼いときに一緒の施設で過ごした人が被害に遭った可能性があるが、名前が出ていないので分からない」。自身も
昨年12月、NHK山形放送局のローカル番組「ニュースやまがた6時」で天気予報中に号泣した気象予報士・岡田みはるさん(年齢非公表)が25日の放送を最後に降板することが23日、分かった。デイリースポーツの取材では、局側の方針によるもの。NHKの気象キャスターが1年で交代することは異例で、事実上の契約解除とみられる。同局は「番組は4月以降も続くが、出演者については事前発表は行っていない」と説明している。 【写真】NHK会長はお天気お姉さんを擁護?「某アナウンサーみたいに、まつげが落ちても…」 突然の号泣で世間を驚かせたお天気キャスターが降板することになった。岡田さんの出演は昨年からで、関係者は「NHKの気象キャスターは最低でも2~3年は続けるのが通例」と、異例の事態であることを明かす。 理由は明らかになっていないが、号泣騒動との関連を指摘する声がある。業界関係者はデイリースポーツに「騒動があ
NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の人形劇が4月から約5年ぶりに一新されることが28日、分かった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で、新たな人形劇「ガラピコぷ~」のキャラクターで、ウサギのチョロミー、オオカミのムームー、ロボットのガラピコがお披露目された。同番組の人形劇のメインキャラクターにロボットが登場するのは初めてという。 【写真特集】可愛い新キャラの写真を一挙公開 まさかのロボも登場 「ガラピコぷ~」は、大きな“ホシノキ”がある水と緑が豊かなしずく星を舞台に、ムスービ村に住んでいる活発なウサギの女の子・チョロミー、引っ込み思案なオオカミの男の子・ムームー、不時着してきた惑星探査ロボ・ガラピコの友情が描かれる。 新キャラクターは多摩美術大グラフィックデザイン科卒業のひやまたつみさんがキャラクターデザインを手がけ、人形劇の脚本を劇団EXILEの作品などを手
国土交通省は10日、中古住宅を安心して売買できるよう、専門家が家屋の傷み具合を調べる住宅診断を促進する方針を決めた。 売買の仲介契約時に、住宅診断を行うかどうかを売り主や買い主に確認するよう不動産仲介業者に義務付ける。今国会に宅地建物取引業法の改正案を提出、2018年の施行を目指す。 質が担保された中古住宅が増えれば、選択の幅が広がり、若年層がマイホームを取得しやすくなるほか、リフォーム市場の活性化にもつながる。中古住宅の売買が住宅取引全体に占める割合は、日本では約1割だが、住宅診断が普及している欧米では7~9割を占める。 そこで同省は、住宅診断の普及を進め、中古住宅の流通を促す。改正案は、仲介契約時の契約書などに住宅診断の有無を記載する項目を設けることを不動産業者に義務付けることが柱。診断する場合は、不動産業者があっせんする業者が実施する。診断結果は、契約前に不動産業者が買い主に行
ソフトバンクが、月額2900円で1GBのデータ通信を利用できる「データ定額パック・小容量(1)(以下、1GBプラン)」を、2016年4月から提供する。「スマ放題」と合わせると月額5900円、「スマ放題ライト」と合わせると月額4900円で利用できる。※本稿の価格はいずれも税別。 【Y!mobileの方が安い】 今回の新プランは、総務省がタスクフォースで提言した「低容量(1GB以下)のデータ定額プランを作ること」に応える形で新設されたものだが、タスクフォースの発端は、安倍晋三首相が「家計への負担が大きい携帯料金の引き下げ」を指示したこと。この1GBプランは本当に「安い」といえるのだろうか。 ●2GBプランとの差は「600円」 ソフトバンクのパケット定額サービスでは、1GBの次は月2GBの通信ができる「データ定額パック・小容量(2)」を提供している。2GBの料金は月額3500円なので、1G
新潟西署は1日、経営する飲食店の店員にフォークを突き刺すなどし、けがをさせたとして傷害の疑いで、新潟市西区にあるラーメン店「侍元(じげん)」の店長・若林元容疑者(40)を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は11月9日、仕事中に店内で熱した金属製のフォークを20代の男性店員の左腕に押し当てたり、太ももに突き刺したりした上、翌10日には木製の棒で両肩を殴り、やけどや打撲などのけがを負わせた疑い。 同署によると、若林容疑者が凶器として使用したのはコックフォークと呼ばれる調理器具で木製の持ち手があり、長さ60センチ。木の棒は「麺棒」で、長さ40センチ、太さ4センチ。男性店員は「『眠そうな顔をしている』などと因縁をつけられた」と説明、同署に被害届を出していた。店員はすでに店を辞めたという。 同店は、ボリュームのあるメニューが人気の行列ができる有名店。
Android搭載端末の電話番号さえ分かれば、不正なMMSメッセージを送り付けて被害者が知らないうちに端末を制御できてしまうという極めて深刻な脆弱性が報告された。Googleは修正のためのパッチをメーカーやキャリア向けに提供済みだが、ユーザーへの配信は各社に任されている。 【その他の画像】 この脆弱性は、モバイルセキュリティを手掛けるZimperiumの研究者ジョシュア・ドレイク氏が発見した。Androidにネイティブで搭載されているメディア再生エンジン「Stagefright」に脆弱性があり、攻撃者が細工を施したMMSメッセージを送り付けるだけで、セキュリティ対策のサンドボックスをかわしてリモートでコードを実行できてしまう恐れがあるという。 問題のメッセージをユーザーが開いたり、リンクをクリックしたりしなくても、受信しただけで攻撃を実行される恐れがあるほか、攻撃者がメッセージを消去し
23日、福岡市議会で教職員の喫煙問題が取り上げられた。休み時間や昼休み、校門近くの路上で喫煙する教職員がたびたび近隣住民の目に留まっているのだ。 教員に「飲酒検査」行き過ぎとの声も 市教育委員会は市立学校の敷地内を全面禁煙にしている。人目を気にしてこそこそと紫煙をくゆらせる教職員の様子は、かつての不良少年の姿とダブる。「教育上いかがなものか」「分煙すればいいのに」。 教育現場の戸惑い、賛否が割れる街の声をリポートする。 市内のある中学校。校門前でたばこを吸う40代の男性教諭に声を掛けると「すみません。生徒にたばこは危険と教えている立場上、肩身が狭い」と恐縮しきりだった。 学校の敷地内が禁煙になったのは2005年度。公共施設に受動喫煙対策を求めた健康増進法の施行を受けての決定だった。 別の小学校を訪ねると、校門に敷地内禁煙を告げる看板を掲げていた。ベテラン教諭は「校外で吸えば、税金をも
“片付けの魔法”近藤麻理恵さん、第1子妊娠を報告「初めての経験でドキドキ」 スポーツ報知 5月18日(月)11時27分配信 ベストセラーの著書「人生がときめく片づけの魔法」が国際的に話題となった片付けコンサルタント・近藤麻理恵さん(年齢非公開)が17日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠していることを報告した。 【写真】この人は妊娠8か月! 近藤さんは「只今は妊娠中で、今年の夏に出産予定です」とコメント。「初めての経験なのでドキドキしていることも多いですが、自分の家族が増える経験を通して、より一層片づけの知見を広げていきたいと思います」と決意をつづった。 “こんまり”の愛称で知られる近藤さんは「人生がときめく片づけの魔法」シリーズが大ヒット。“ときめく物”だけを残すことを主なテーマにした片づけ法が注目を集めた。今年4月、作家の村上春樹さん(66)と共に、米誌タイムが選ぶ「世界で最も影響
ファストフード店などで働く人の賃金アップを求める世界的な取り組み「ファストフード世界同時アクション」に合わせ、東京・渋谷など24都道府県30都市で15日、アルバイトの若者らが時給1500円の実現を訴えるアピール行動をした。 米国のファストフード労働者らが2012年にストライキを実施したのがきっかけ。労組やNGOなどが支援し、最低賃金として15ドルを求めるキャンペーンになった。14年に本格的に世界同時アクションを呼びかけ、36カ国96都市に広がった。 東京では個人加盟の労働組合が中心となって実行委員会を結成。この日、渋谷のマクドナルドの店舗前では約50人が「時給1500円が常識」「働き過ぎはもう終わりだ」などと書かれたプラカードを掲げて賃金引き上げをアピールした。総菜屋でアルバイトをしながら求職中という藤川理恵さん(23)は「時給は最低賃金より2円高いだけの890円で、とても生活できない
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン) 2015」で22日、アニメやマンガの海賊版対策に関するセミナー「マンガ・アニメ海賊版対策 カンファレンス」が行われた。昨年のアニメジャパンで発表された海賊版対策のプロジェクト「Manga−Anime Guardians(MAG)Project」によって、昨年8月から約半年で、ウェブ上の約71万件の海賊版を削除したことが発表された。 【写真特集】「アニメジャパン」コスプレは「ラブライブ!」が大人気 美少女が変身 「MAG」は、経産省のアニメやマンガの海賊版対策に関する呼びかけに賛同した出版社やアニメ関連企業によって発足された「マンガ・アニメ海賊版対策協議会」のプロジェクトで、セミナーには、集英社の鳥嶋和彦専務、アニプレックスの夏目公一朗代表取締役のほか、ゲストとしてアニメ、マンガファンとして知られ
4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルでシーナさん=本名・鮎川悦子=が14日、子宮頸がんのため、入院先の都内の病院で亡くなった。61歳だった。夫で同バンドのギタリストの鮎川誠がデイリースポーツの取材に応じ、「35年一緒に(シナロケを)やれて、幸せでした。ファンの方にも幸せでした、と伝えてください」と悲しみをこらえ、気丈に話した。 シーナは昨年7月、急病でライブ出演をとりやめたが、鮎川によると、この時、末期の子宮頸がんと診断されていたという。8月にステージ復帰。9月13日に日々谷野音で行われたシナロケの35周年ライブにも出演したが、この時、体調が悪いことを伏せて、ステージに立っていたという。 その後、体調が悪化し、11月下旬に入院。正月は自宅に戻り、家族で過ごすことができたが、今年1月中旬に容態が急変。再び入院。この日、家族が病室に集まり、手を握りながらみまもったが、パソコンで
トイレットペーパー4ロールの余裕、日本に慣れると中国がどんどん恥ずかしくなる―中国人妻が見た日本 Record China 2月5日(木)3時57分配信 2015年2月3日、来日4年目の中国人妻・王(ワン)さんは時々、日本のおおらかな豊かさに驚く。以下は王さんが語った日本での体験談。 【その他の写真】 友人に会うため、新幹線より割安な長距離バスで、東京から名古屋に向かった。名古屋まで5時間もかかるが、事前に予約すれば新幹線の半額以下で行くことが出来る。バス車内はきれいに清掃されており、乗り心地も良く快適だ。運転手さんは穏やかな口調でシートベルトの着用を促し、乗客も素直に指示に従う。やはり日本人はマナーが良い。 足柄サービスエリアで20分間の休憩があった。バスにもトイレがついているがかなり狭いので、サービスエリアのトイレを利用した。目に飛び込んだのは、予備のトイレットペーパーが4ロール手の
家族に喫煙を嫌われ、しぶしぶベランダで喫煙する人たちを「ホタル族」と呼んで“同情”したのは、今は昔。受動喫煙の害が広く知られるようになったことで、隣や上の階に煙が流れるベランダでの喫煙に対し厳しい目が向けられている。平成24年にはベランダ喫煙の男性に5万円の支払いを命じる判決も出た。喫煙者からは「どこで吸えばいいんだ」との嘆きが聞こえるが…。(平沢裕子) ■トラブル恐れて「泣き寝入り」も 「たばこの煙についてのお願い」−。東京都江東区のマンションで1月、ベランダ喫煙への注意を促すポスターが掲示された。ポスターでは「正々堂々煙をまき散らさない」「風向き、風速を計算の上、煙を吐く」などの注意点をあげ、マナーの徹底を呼びかけている。マンション理事長(58)は「複数の居住者からベランダ喫煙への苦情が寄せられたのに対応した。ポスターで禁煙はうたっていないが、煙をまき散らさないでベランダでたばこを
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