2014.10.01 【災害記録帳】東京湾を襲った「大正六年の大津波」の謎 カテゴリ:災害記録帳 1910年(明治43年)、関東大水害が埼玉や東京に大きな被害をもたらしたことをきっかけに、荒川は大規模な河川改修を行うことになる。その目玉が荒川放水路の建設だった。この事業は1911年(明治44年)に始まり、岩淵水門から22kmにわたり、幅500mの幅の放水路工事が行われた。しかし放水路は難工事で、ようやく岩淵水門からの注水が開始されたのは1924年(大正13年)、そして工事が完全に終了したのは1930年(昭和5年)のことだった。幾度か工事を阻んだのが自然災害だった。一つは1923年(大正12年)の関東大震災、そしてもう一つがその6年前に東京湾を襲った「大正六年大津波」だ。東京湾で大津波?いったい何が起こったのか。 江戸を水害から守る 東京の下町に広がるゼロメートル地帯。その名の通り標高が満潮
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