愛知県豊橋市立岩西小学校(鈴木宏道校長)で、40代の男性教諭が2年生の児童5人に体罰をしていたことが市教育委員会の調査で分かった。頭を黒板にぶつけたり、頭をたたいたりしていたといい、市教委は9日午後に記者会見を開き、謝罪した。 市教委によると、男性教諭は10月6日の算数の授業中に、担任する2年生のクラスの女子児童の頭をつかんで黒板にぶつけたという。市教委は、体罰を通報する保護者からのメールを同月30日に確認し、学校へ連絡を取ったところ、同日に保護者が学校を訪れているところだった。女子児童は翌31日から欠席しているという。 市教委の調査で、男性教諭がいずれも担任クラス内で、①男子児童3人に対し頭をたたく②男子児童のほおをつねるなど、別の4人に対しても体罰をしていたことが分かった。男性教諭は「何度も説明したが理解してもらえず、イライラした」と話しているという。 市教委によると、男性教諭は教員歴