気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 第3回となる今回は、「時間資本主義」の進展を可能とした情報通信技術の発達とそのインパクトについて触れておきたいと思います(前回はこちら)。 19世紀に実用段階に達した電気通信は、20世紀末に至るまでそのアプリケーション(用途)が電信と電話に限られていました。これは主として伝送速度や容量の限界から、比較的短い文書や音声通話といった小さなデータのやり取りしかできなかったことに起因していました。 しかしその後、(1)インターネットという新しい通信ネットワークの登場、(2)半導体技術の発達による処理能力の高い情報通信機器の開発、(3)光ファイバーの実用化といった物理的な伝送技術の革新、(4)より高度な変調方式の開発、などの要因により伝送速度は飛躍的に
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