暑くなるとよく作って食べるのがタブレ。今年になって、ふと思いついて変えてみたことはクスクスの代わりにブルグルを使うこと。クスクスもブルグルもデュラムセモリナ小麦からできていますが、クスクスは小麦を粉にして極小のパスタにしたもの、小麦を砕いただけのひき割り小麦がブルグルです。調理はどちらも熱湯を注ぐだけでできてしまうので、暑い夏にはうれしい食材。 ブルグルはパリではレバノン料理を作る時によく使っていた素材です。日本では手に入りにくいと思っていたのですが、ネットで購入できるのはもちろん、カルディファームでも売っていたので、久しぶりに使ってみました。時代が変わると、食材の選択の幅が広がるのは料理家としてはうれしい限り。クスクスでも同じレシピで作れますが、ブルグルを使うと、小麦の風味を感じる力強さのある味わいになります。ワインはやっぱりロゼワインで決まりです。 ブルグルのタブレ <材料 2〜3人分