今季、FC東京とプロ契約した明大のU―23日本代表DF室屋成(21)が、左足首を骨折していたことが明らかになった。11日にスタートした宮崎・都城キャンプからチームに合流したが、初日の練習で同箇所を負傷。12日午前に検査を行った結果、骨折と診断されたという。全治など詳細は不明だが、長期離脱なら今夏のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得を目指す手倉森ジャパンにとっても痛手となる。 12日午後に宮崎空港に現れた室屋の姿が、事態の深刻さを表していた。チームスタッフに付き添われ、車いすに乗り、その手には松葉づえ。負傷した左足首は包帯でガチガチに固められていた。 プロとしての第一歩を踏み出したばかりの室屋にとっては、まさかのアクシデントだった。9日にACLプレーオフを突破したチームは、11日から都城で第2次キャンプをスタート。室屋も本格合流を果たした。だが、その初日の練習で左足首を骨折したという。 室屋