セキュリティの専門家がついに、今年4月8日(日本時間9日)中国が18分間インターネットのトラフィックを意図的にハイジャックしたことを裏付ける証拠を掴みました。 米軍・民間ネットワーク・日本を含む同盟国から入るトラフィックの実に15%という未曾有の情報が中国を経由した模様です。 動機は不明。でも、どのように起こったかの経緯は分かってます。 同日、中国大手プロバイダ「中国電信(China Telecom)」のルータから海外ISPのルータに、その時点で最速のネットワーク経路は自分のところだよ、と宣言するメッセージ(BGP)が送信されたんですね。トラフィックのルーティングは世界中の通信プロバイダ相互の信頼関係の上に成り立っているので、他のインターネット専用ルータもこれを信じ、自分たちのトラフィックを中国のネットワークにリダイレクトしてしまった、というわけです。 マカフィーのThreat Resea
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