大手エンタテインメント企業の角川グループホールディングスが、平成21年3月期第2四半期(中間)決算を発表した。業績は10月16日に既に発表されていた業績予想の修正にほぼ沿ったものとなっている。 売上高は前年同期比で6.8%減の695億7500万円、営業利益は10億100万円、経常利益は14億8700万円、有価証券の評価損が特損として計上された当期純利益はマイナス18億5400万円となった。 事業ごとでは出版事業が堅調であったのに対して、映像事業とクロスメディア事業がいずれも赤字であった。全体では、映像事業とクロスメディア事業の赤字を出版事業でカバーするかたちとなっている。 出版事業は、売上高339億8300万円(前年同期比3.4%減)、営業利益17億2400万円(同29.5%減)である。映像事業は売上高176億3700円(前年同期間比84.0%)、営業損失4億7800万円、クロスメディ