「帰りたかったが、あきらめた」3年たっても帰還2割、土石流被災地・熱海の遠い復興 工事の遅れや行政との軋轢・・・それでも住民は「新しい伊豆山」のために奔走する
東日本大震災の発生から3カ月超、国際協力NGOは大きな試練に立たされている。被災地支援に乗り出した団体のもとには、震災対応のための巨額の寄付が集まった。だがその一方で、本業の国際協力は資金が足りない。東北支援か、貧困撲滅か――2つの狭間で、国際協力NGOは大きく揺れている。 使い切れない震災マネー 「こんな金額、これまで手にしたことがない。どうやって使うんだ」 東日本大震災の被災地支援を手がける大手国際協力NGOはいま、こんな話で持ちきりだ。 震災絡みでNGOが手にした寄付金(震災用活動資金)は合計で100億円を下らないといわれる。年間数千万円の予算でこれまで活動してきた小さな国際協力NGOの財布にさえも突如、億単位のカネが舞い込んだ。 これらの寄付金はすべて震災オンリー。96の国際協力NGOが加盟するネットワーク型NGO「国際協力NGOセンター(JANIC)」の山口誠史事務局長は「団体の
福島県警は6日、同県南相馬市内で先月見つかった遺体が、震災前の2月に行方不明になり、事件に巻き込まれたとみて公開捜査していた同市の女子高校生と判明した、と発表した。死因や死亡時期は不明のまま、検視後に火葬された。 発表によると、同市原町区、県立相馬農業高3年だった清水沙也香さん(当時18)。県警などが震災と津波による行方不明者の捜索活動をした先月18日、自宅の約10キロ南、福島第一原発の約14キロ北にある同市小高区の沼地のがれきの下から見つかった。 遺体は損傷が激しく、県警は検視してDNAを採取後、身元不明の遺体として市に引き渡した。火葬後の6日になってDNAから身元が判明したという。 清水さんは2月19日午後、「男友達に会いに行く」と家族に告げて外出し行方が分からなくなった。交際していた20代の男性が県警の任意の事情聴取後の同月25日、同市内で自殺しているのが見つかった。 県警は
東日本大震災の被災者に対し、全国の刑務所の受刑者や拘置所の被告ら約2800人から、計2156万円の義援金が寄せられていることが分かった。江田五月法相が26日の記者会見で明らかにした。 法務省によると、義援金額は3月11日からの1カ月間の合計。最も多かったのは千葉刑務所の359人で計231万円。次いで横浜刑務所(324人、計226万円)、京都刑務所(299人、計219万円)。刑務作業でもらう報奨金などから工面したという。 江田氏は「自発的な意思によるもので、施設側からの働きかけはない」。義援金の有無による処遇の違いも「当然ありません」と説明した。 1995年の阪神大震災や2004年の新潟県中越地震でも、受刑者らが被災地に義援金を送っている。
全国から寄せられた激励メッセージへの返事を書く箱石佑太君(左手前)=岩手県山田町の町立大沢小で2011年4月4日、篠口純子撮影 「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました」。巨大地震と大津波が東日本を襲ったあの日、子供たちは何を見、その後をどう生きたのか。岩手県山田町の町立大沢小学校を3月に卒業した箱石佑太君(12)が毎日小学生新聞に寄せた体験日記には震災と向き合う姿が率直につづられていた。 ◇3月11日 卒業式の歌の練習をしていました。とてもゆれの大きい地震が来ました。最初は単なる地震だと思っていました。大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました。来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました。全然違いました。ぼくが見たのは、国道45号線を水とがれきが流れているところです。お母さんとお父さんが津波が来る前に大沢小に来
ツイッターの「東北関東大震災に関するデマまとめ」(jishin_dema)」さんが中心となって、主にツイッター上を流れるデマ情報とそれに対する分析の収集・告知が精力的に行なわれており、多くの人が情報提供や検証に加わっている。震災発生直後から1週間程度がデマのピークではあったが、現在も新たなデマは生まれつつあり、また過去に否定されたデマが生き続けているものもある。 そのツイートをもとに@omiya_fctokyoさんがTogetter - 「「東北関東大震災に関するデマまとめ」のまとめ」を作成され、わたしも気がついたら編集に参加している。 今回、この「デマまとめのまとめ」をもとに、震災発生後約1カ月間のデマ80件をピックアップ、パターン別にまとめてみた。 ※この記事は震災後1か月足らずの時点でのまとめです。同年6月に発行した冊子『東日本大震災でわたしも考えた』では震災後のデマ100件の分類整
Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く