ソフトバンクは5日、千葉県浦安市で記者会見を行い、感情を理解できるロボット「pepper(ペッパー)」に加え、決断できるロボット「justice(ジャスティス)」を来年2月に同時発売すると発表した。ジャスティスはまず企業向けとして高価格帯で販売、将来的には家庭向けの販売も目指す。 ジャスティスは高さ約1.6メートルで、ペッパーより40センチ高い完全2足歩行型ロボット。 見た目のリアリティにこだわったため、ペッパーのような柔らかい動作はできないが、表情筋を再現するため、顔の部分にシリコン製人工筋肉や200を超える可動パーツを用いることで、表情の豊かさは人間とほぼ変わらないレベルにまで達した。 特に笑顔に力を入れたことで、ペッパーの表情認識機能では78点を記録。「目が笑っていない」という弱点はあるものの、ロボットとしては非常に高い水準にあるという。 だが、今回ジャスティスを企業向けとしたのは、